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チラシの代わりにアプリを充実! ”ジーユー”の5つの【販促マーケティング】

”ジーユー”のアプリがおもろい

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こにゃにゃちわ~
服が売れへん時代や。
ファストファッションの隆盛がおこって、それから落ちていく。
今の時代は、服に金をかけるんやったらゲームに課金する時代や。
そんな時代には、どうやって売ったらええんやろか?
服っちゅうジャンルじたいがオワコンなんや!
そんな考え方もあるやろ。
でも、売れへんことをジャンルのせいにしたって、しゃあないで。
時代や、ジャンルのせいにしてたら、いつまでたっても顧客は見えてこおへん。
商品は、戦略がしっかり決まってないから売れへんのや。
顧客のことを考えて、盤石な戦略を組めば、必ず売り上げ数値になって返ってくる。
”ジーユー”はどうやってそれをやっとるんやろか?




あげる商品としての「楽しさ」

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服が売れにくい時代に「楽しさ」を提案し、650万人の利用者に支持されている。

日経MJ  2016/3/7 P.9 
あげる商品→売れる商品→売りたい商品。
これが販促の鉄則や。
最初にとっかかりとしての、「あげる商品」がある。
そこで、ブランドや商品に対して知ってもらうんや。
やから顧客に刺さるコンテンツが必要になってくる。
日清食品なんかは、これに真正面から取り組んどるな
”ジーユー”はどうしたか。
「楽しさ」をあげることによって、顧客をひっぱってきてるんや。
ほんだら、「楽しさ」ってなんなんやろか?




”ジーユー”の5つの【販促マーケティング

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1.「るんるん」「ふわふわ」で商品提案

擬音語や擬態語を意味するオノマトペを気分にあわせて選択すると、動画内のモデルが気分に合った服に着替えていく。

日経MJ  2016/3/7 P.9  
顧客はどうやって商品を選ぶ?
襟元がこうなってて、肩から手首までの長さは何センチ。
こんなふうに選ばへんやろ?
きっと、今日の晩飯考えるんと一緒や。
ちょっと最近は脂っこいのんが多かったから、和食かな。
そんな「気分」で選ぶわけや。
この「気分」こそが、オノマトペなわけや。
色に特化して、ファッションを選ぶサイトもある
それと同じように、「気分」っちゅうのをベネフィットに指定してるんや。
その「気分」のときの服、その欲求を満たしてやるんやな。



2.折込チラシによる販促はやらない

ジーユーは原則、折込チラシによる販促活動を行っていない。

これまでおしゃれ診断機能やゲーム系コンテンツを展開してきた。

日経MJ  2016/3/7 P.9   
戦略として、ズバッと何かを削る。
そしたら、PL上は、その削られた分を、別のところに使えるわけや。
折込チラシをやらへん分、コンテンツに予算を充てられるんやな。
戦略をしっかりとねれば、こうやって機能ごとにシンプルに組んでいける。
チラシ見て、値段だけに飛びついて来てもらうんと、アプリでコンテンツを楽しんでもらって足を運んでもらう。
これは、同じ集客の数値やったとしても、天と地の差やで。



3.顧客同士の交流をうみだす

もう一つ重視するのが、消費者同士による情報発信媒体としての機能だ。

GUのアイテムを使った着こなしを投稿し、毎週100件程度の投稿がある。

日経MJ  2016/3/7 P.9   
自前のコンテンツだけの媒体は、ちょっと弱い。
専門性は高くなるかもしれんけど、拡散の力が弱いんや。
これは、「雑誌媒体」が今厳しいんと無関係とちゃう。
コンテンツじたいを顧客につくってもらうことによって、拡散を見込めるんやな。
そんで、そこからスターを誕生させたるんや。
これが、今のトレンドやで。



4.毎月の着こなしのお題を出す

毎月テーマを設定し、優秀な着こなしはアプリなどを通じて改めて紹介する

日経MJ  2016/3/7 P.9   
顧客はほっといても動いてくれへん。
きっかけを与えてやらなあかんねん。
そのきっかけは、しぼられたもんの方がええ。
春やから、ピンクのパーカーを使った着こなし、とかな。
テーマが与えられることによって、逆に創造性が発揮されるんや。
ヒーローヒロインを誕生させたる。
これには、そういう人間心理も関係するんや。



5.「ファッションを、もっと自由に。」

ジーユーは「ファッションを、もっと自由に。」というブランドコンセプトを掲げる。

日経MJ  2016/3/7 P.9   
ファッションの民主化や。
誰でも主人公になれる。
でも、考えてみたら、ファッションっちゅうのは本来そういうもんや。
その人自身を、その服があらわすんやから。
やったら、ファッションは自由やないとあかんな。
なるべくリーチしやすい価格、選べるバリエーション、納得できる品質。
ここを、ジーユーは目指しとるんやな。




アプリの企画でファンになってもらう

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「自由に」を体現するアプリでファンづくりを進めようとしている。

日経MJ  2016/3/7 P.9   
「あげる商品」としての企画コンテンツ。
そんでから、ヒートテックに代表されるようなリーズナブルな肌着を「売れる商品」に設定する。
最後に、利益率のええ「売りたい商品」に向かってもらうんや。
ファンになってもらうことによって、これが初めて達成できるんやで。
それは、企業や商品に対する信頼でもある。
商売は、信頼づくりでもあるんや。
これが商売の本質やな。




きみんとこのあげる商品はなんや?

あげる商品→売れる商品→売りたい商品の流れ。
まずは「あげる商品」がないとあかん。
「ワイんとこは、業務用商品なんで、そんなんありませんわ!」
って思ってたらあかんで。
BtoBでも全く同じことなんや。
試用できる。わかりやすい資料。使ってみた動画。導入事例の紹介。
いくらでも「あげる商品」はつくれるねんで?
「あげる商品」をつくった上で、認知を広げる。
そこから売れる商品、売りたい商品につなげていくんや。
あとはアイデア次第。
「ワイんとこは・・・・・・」
って思ってるきみ、いつまでたっても売り上げあがらへんで。
顧客の気持ちになってみて、何があったら興味がわくか考えるんや。
顧客の笑顔が、その先にあるんやで。

そんな「あげる商品」について、詳しく書いてある本がある。
ここにおいとくで。



この本にそって考えるだけで、顧客の気持ちがわかるようになる。
通勤電車でも読めるくらい、わかりやすい本や。
朝礼前にマーケティング脳にしとくんやで?

正論をいう無職でした!
ほななー。