洋服買ったらクリーニングもついてる!? 宅配クリーニング”リネット”の5つの【ベネフィットマーケティング】
クリーニングってなるべく出したくないわな
こにゃにゃちわ~
無職やで!
ええ服買ったときシーズンが終わったらメンテナンスをせなあかん。
ふつうはクリーニングに出す。
やけど、今の時代、なるべく節約したいわな。
やから自宅で洗える洗剤やらもあるわけや。
クリーニングってわりかし料金かかるんや。
ほんだら、買った服じたいにクリーニングチケットがついてたら、どうやろ?
宅配クリーニングやから、家まで取りに来てくれるねん。
ほんなやったら、出そかなって思うやろ?
服を長く着るっちゅうベネフィットを満たしてくれるんや。
そんなことを”リネット”はやっとるみたいやで?
買ったらクリーニング券もらえる
「アパレルケアプログラム」を始める。具体的な内容はブランドごとに細かく変更する。服買うときにチケットをもらえたら、そら使おうと思うわ。
日経MJ 2016/3/4 P.4
結構高かった服やったら、特にな。
やけど、宅配クリーニングは、まだ日本じゃそんな浸透してへん。
認知を広げないとあかんわけや。
そこで”リネット”は考えた。
認知の効いてる有名ブランドとコラボするんや。
そこの服を買ってくれた顧客に、クリーニングチケットをあげるんやな。
まずは使ってもろて、その便利さを体験してもらうんや。
あげる商品やな。
これが、ブランドも、”リネット”も、顧客のベネフィットも、全部満たしてるとこがミソやで。
”リネット”の5つの【ベネフィットマーケティング】
1.特定の服にも対応
商品の型番を登録することで、特定の洋服の購入者だけに恩恵がある仕組みも作れる。自分じゃ手入れしにく服。
日経MJ 2016/3/4 P.4
なるべくならクリーニングを使いたいわけや。
ほんで、家に取りに来てくれたら、なおよしやな。
それを実現してくれるんが、このサービスや。
しかも、服の種類ごとにも調整できる。
手入れの難しい、高額な商品に、しっかりしたケアのついたプランを提案できるわけや。
その顧客ごとのベネフィットに決め打ちできるんやな。
2.ブランド側は追加費用なしでサービス充実
ブランド側は費用負担なくサービスを充実させられる。ええ服買ったら、メンテナンスもしっかりしたい。
日経MJ 2016/3/4 P.4
そのベネフィットを満たすんや。
ブランド側としては、サービスを手厚くしてるんと同じや。
リネットは認知を広げたいわけやから、Win-Winやな。
チケットにしても、そのブランドごとのデザインができれば、言うことないわな。
ブランドコンセプトを崩さないデザイン。
安っぽさのないチケットが必要やで。
3.ファストファッションの人気は一巡した
ファストファッションの人気が一巡服を選ぶ基準は、安さだけやなくなってきたんや。
最低限の洋服で生活する「ミニマリスト」と呼ばれる人もいる。
日経MJ 2016/3/4 P.4
ええもん、気に入ったもんを長いこと着る。
こういう流れになってきてるわけや。
せやったら、必然的にそのメンテナンスをしっかりするようになる。
そこに宅配クリーニングの商機があるんやな。
4.知ってるブランドを再度購入する
最近では良質な服を長く大切に着る志向の消費者が増えている。長く着るっちゅうようになってきたんやな。
品質をよく知り安心感のあるブランドの服を再度購入する消費者が増える可能性がある
日経MJ 2016/3/4 P.4
ファストファッションだけやと、どうしても広がりがなくなる。
ほんまにええもんは、ちゃんとメンテナンスすれば、長く使えるんや。
原点に回帰してきたっちゅうことやな。
5.ゆるく長くつながる仕組みづくり
洋服の購入者と緩く長くつながる仕組みが不可欠需要を食い尽くすビジネスモデルとちゃう。
日経MJ 2016/3/4 P.4
長く愛してもらうブランドを、育てていかなあかんねや。
そのためには、アフターケアにしっかり取り組むことが重要や。
長く着たい顧客のベネフィットを実現するための、施策が必要になってくるんやな。
その施策のひとつに、宅配クリーニングが入るっちゅうことや。
アフターケアの流れ、これはファッション業界だけの流れやないで。
ハイクラスなブランドとコラボで販促や
リネットは社会的な認知度が高いブランドとの提携を新規顧客や信用向上につなげる。ブランドとしては、愛着持って末永く着てもらいたい。
日経MJ 2016/3/4 P.4
そのためのアフターケアの仕組みを作りたい。
それと、新興宅配クリーニング企業の、販促需要がマッチするっちゅうことや。
そのブランドごとの顧客をしっかりとらえた、チケット選択が重要になってくるな。
エコ系のファッションブランドなら、エコを意識したクリーニング法。
高級ブランドなら、品質に特化したプランの提案。
その具体性で、これからが決まってくるはずや。
きみは、顧客のアフターケアまで考えてるか?
商品を買ってもらって、それで終わりやない。その商品を末永く使ってもらう。
愛着もって使ってもらう。
そこまで考えてモノを売らなあかん。
長く使いたいっちゅうベネフィットを叶えてあげるんや。
メンテナンスマニュアルを購入時にあげてもええ。
定期的に電話かけてもええ。
それが、新しい商売になる可能性もあるんや。
顧客のことをしっかり考えて、どうやったらファンになってくれるかアイデアを出す。
それが必要なことやで。
そんな戦略について、詳しく書いてある本がある。
ここにおいとくで。
この本には、しっかりと顧客志向の戦略の仕組みが書いてある。
通勤電車でも読めるくらい、わかりやすい本や。
朝礼前にマーケティング脳にしとくんやで?
オススメや。
正論をいう無職でした!
ほななー。