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オシャレに芋虫食べる!? ”昆虫食”の5つの【ベネフィットマーケティング】

食料危機になる前に、なにをすべきか

harapeko
こにゃにゃちわ~
世界の人口と食料。
これは、ずっと釣り合ってない状態なんや。
ずっとまえから、食料危機のことは言われとる。
今は、そこに安全性っちゅう観点も加わってきたな。
とくに、タンパク質は難しい。
海の幸も、牧畜も、なかなか現代についていってへん印象や。
やったら、それらのタンパク質は、どうやって摂っていったらええんか。
ひとつの答えが、昆虫食なんやな。
ゲー。
って言わずに、ちょっと考えてみてや?




「ゲテモノ」から「スタイリッシュ食品」に

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肉の代替品として欧米では昆虫食ブームが広がっている。

昆虫食もデザインの力で「ゲテモノ」から「スタイリッシュな食品」に生まれ変わり始めている。

日経MJ  2016/2/5 P.10 
芋虫食べるんは、テレビのゲテモノ企画。
もうそんな時代やなくなってきた。
デザインで力を与えることで、考え方の転換をうながしてるんやな。
一部の国では、もともと昆虫食は普通のことや。
この忌避感っちゅうのは、どうやら習慣にありそうや。
世界の将来を憂うとすれば、そのマインドセットも変革していかなあかんかもしれんな。




”昆虫食”の5つの【ベネフィットマーケティング

senryaku

1.通称ミールワーム

クラウドファンディング大手キックスターターでデザイナーの女性2人が創業したベンチャー、米リビンファームズが830人から14万5千㌦(1700万円)を調達した。

日経MJ  2016/2/5 P.10 
クラウドファンディングで話題になってたやつやな。
いかにもな虫カゴとかやったら、やっぱり抵抗がある。
やけど、めちゃスタイリッシュな家具やったらどうや。
少なくとも、そこにあるのは許容できるんちゃうか。
現代的なデザインが抵抗感をやわらげとるんやな。



2.食卓の食べ残しをエサにできる

「必要な餌や水など飼育効率が最も高いことからミールワームを選んだ」と語る。食卓の食べ残しを餌に利用でき、毎週500㌘を収穫できるという。

干しえびに近い感覚で、乾燥してふりかけにしてサラダにかけるのが同社のお薦めの調理法だ。

日経MJ  2016/2/5 P.10  
たしかに、エビは海にいるだけで、虫とそんな変わらん。
乾燥させたら、桜えびとたいして変わらんのかもしれんな。
これは、新しい「ダシ」としての可能性もあるんかもな。
料理人の腕次第で、未知の世界が開けるで。



3.高級スーパーでコオロギクッキー

フードコート兼高級スーパー「ザ・マーケット」のクッキー

コオロギ粉入りクッキー「みかんショウガ味」が並ぶ。

見た目は普通のクッキーで、甲殻類のようなコオロギ独特の香りはあるが、かんきつ系の香りがそれをうまく打ち消している。

日経MJ  2016/2/5 P.10  
やっぱり甲殻類みたいな香りなんや。
それやったら、なんで昆虫食をしなくなったんか、ちょっと不思議やな。
生物学的には、食べても問題ないし、むしろ今も食べてる地域がある。
それやのに、場所によっては、全く受つけへん。
これは、社会学的な研究が必要なんかな。



4.良質な動物性タンパク質を子供に

「子供に良質な動物性のタンパク質を摂らせたい母親からの需要が大きい」と語る。

日経MJ  2016/2/5 P.10  
抗生物質もなんも使わへんから、野菜の無農薬栽培みたいなもんなんや。
そう考えてみれば、狭い場所でカビた穀物ばっか食ってる安い牛肉。
これは、農薬バリバリの野菜みたいなもんや。
うーん、頭では理解できるんやな。
なにかきっかけがいるんかもしれん。



5.ハーブを食べさせたプレミアムコオロギ

収穫の5日ほど前からハーブなどを食べさせたコオロギに対し「高級レストランから一定の需要がある」

日経MJ  2016/2/5 P.10  
こういうのは、フレンチの大御所とかがポップアップストアを開いたらおもろそうや。
日本で、これができたら、なかなかすごいと思うで。
電通
いや、博報堂の方が、こういうのはやりそうやけど・・・。
大爆死覚悟で、やってくれたら、ほんま見直すわ。
耳障りのええCSRばっかりやってるとこが多い、このご時世。
人類の未来のために、昆虫食で最高級フレンチレストランをオープンしました!
結構、おもろそうちゃう?




インテリ層や高級レストランに注目されとる

プロテイン
新たな食材を貪欲に探すインテリ層や高級レストランの料理人の間で昆虫を使った新食材への注目度は確実に高まっている。

日経MJ  2016/2/5 P.10  
昆虫食はCSRとしても注目度が高い。
早く養殖できるし、抗生物質もいらん。
実はピュアなタンパク源なんや。
あとはイメージだけ。
たぶん、ボディビル系のトレーニーとかも、ええんちゃう?
めちゃまずいプロテインでも、がんばって飲む層や。
高機能で安い、昆虫プロテインが出れば、売れるかもしれんな。
結局粉末にしたらわからんねんから。




奇抜なCSR系商品はインテリ層を狙え!

きみの商品で、そんなんないか?
環境保護、持続社会、子供の教育。
これからの世の中、こういうのもベネフィットに入ってくる。
でも抜本的なもんほど、受け入れられにくいもんや。
そんなとき狙う顧客が、インテリ層や。
アーリーアダプターっちゅう層は好奇心旺盛。
マインドセットも日々変革してるから、新しいものにも順応する。
ほんで、自分が価値があるって認めたもんは、ブレずに購入してくれるんや。
顧客の狙い方が、重要なんやな。
そんな商品あったら、ちょっとテストマーケティングしてみいへんか?

そんな顧客設定について、詳しく書いてある本がある。
ここにおいとくで。



この本のとおりに考えれば、しっかり顧客が見えてくるようになっとる。
通勤電車でも読めるわかりやすい本や。
おすすめやで。

正論をいう無職でした!
ほななー。