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ギフト需要が活路!? ”キットカット”の5つの【ベネフィットマーケティング】

キットカット”がギフト需要をせめとる

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こにゃにゃちわ~
無職やで!
キットカット、食べたことあるやろ?
どんなときに買ったやろか。
ちょっと甘いものほしいとき。
おかんが、袋で買ってきた。
なんか新しい味でとったから。
色んな需要があるやろな。
その中でも、今熱い分野があるんや。
ギフト需要。
これが今めっちゃ注目されとる。
モノが余っとる現代。
お菓子にしても、そんなに何個も何個も買わへんわけや。
でも、ギフトはどうや?
誰かにあげる、これを組み込むことで、購買意欲を増強することができるんや。
どんな戦略なんやろか?




インバウンド向け専門店を開業した

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各地のご当地品12種類など日本でしか買えない商品を集めた「キットカット プレミアムギフトショップ」だ。

日経MJ  2016/3/11 P.14 
東急プラザ銀座も、ギフト需要を開拓しとった
今の時代に合ってるんやな。
もちろんこれは、インバウンドの需要とも関連しとる。
おもろいところは、「ギフト」っちゅう重要でくくると、日本人も外国人も狙えるところや。
東京の人でも、いつもと違うとこに行ったら、それは観光やろ?
銀座に行ったってそうや。
そこに住んでない限り、全部観光なんや。
観光ですることってなんやろか?
それはお土産を買うことや。
そこにおらん人のために、ギフトを買うんやな。
これは、「ギフト」っちゅうベネフィットなんや。
やから、インバウンドにもいつもの顧客にも対抗できる解として、今流行っとるわけや。




キットカット”の5つの【ベネフィットマーケティング

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1.写真やメッセージをパッケージに印刷

店内には自分の写真やメッセージを商品パッケージに印刷できる専用機械も置いた。

日経MJ  2016/3/11 P.14 
ただお菓子としてあげるわけやない。
誰かにあげるっちゅうところを、より強調しとるんや。
ギフトには、メッセージつけるやろ?
ほんなら、今の自分の顔もプリントできたらうれしいやん。
こういう工夫が、顧客に響いてくるんやな。
今はプリクラは一般的なもんや。
やけど、当時はめちゃ新しかった。
そのベネフィットと似とるな。
みんな、どこに遊びにいっても、観光なんや。



2.ギフトに焦点をあてたキットカットのブランド戦略

槇亮次マーケティング部長は「ギフトに焦点を当てたキットカットのブランド戦略が功を奏している」と見る。

日経MJ  2016/3/11 P.14  
ギフトは増えとる。
自分のためやなく、誰かのために何かするんは、みんなうれしいことや。
そんで、誰かにしてあげるんやったら、自分だけのためより、たくさんお金を使う。
その人の笑顔が見たいからやな。
やからギフト需要は強いんや。
購買単価のアップ。
購買点数のアップ。
この、両方を望めるんやから。
やるべきことは、より「ギフト」のベネフィットを感じてもらうこと。
要は、もらった人が、より喜ぶように商品を開発することや。



3.高級キットカットもつくった

2014年1月には有名パティシエと組み、1本324円の高級キットカットなどを売る「キットカットショコラトリー」を都内の百貨店内に開業。

日経MJ  2016/3/11 P.14  
なじみのあるお菓子の高級バージョン。
これも流行っとるな。
揚げたてポテチの店も同じ路線や。
よう知っとる懐かしい商品の、究極クオリティバージョン。
おもろいやん。
うまい棒を最大限生かした、高級フレンチレストラン」とかでもええかもしれん。
懐かしいものが、新しいクオリティをもって提供される。
それに人間は喜びを感じるんやな。



4.郵送もできるキットカット

転機は・・・・・・受験生向けの販促だ。

日本郵便などと組み、商品パッケージにメッセージと宛名を書いて郵送できる専用キットカットなどを用意。

日経MJ  2016/3/11 P.14  
ギフトとゲン担ぎは相性がええ。
これが最初やったわけや。
ここ一番ってとこの応援のために、何かなじみのある商品があるとええな。
お守り需要や。
「お守り」っちゅうベネフィットやな。
これも、けっこう狙い目やで。
誰かからもらうことで、エピソードがうまれる。
うまくいったら思い出してもらえる。
販促としては、最上級の効果があるわ。



5.従来とは違う顧客層

ギフト需要の取り込みで、学生や訪日客、通販や百貨店の顧客といった従来とは違う顧客層との接点ができた。

日経MJ  2016/3/11 P.14  
ギフトっちゅうベネフィットやと、多くの人に広がる。
誰かにものをあげたい、っちゅうんは人類共通のベネフィットやからな。
やから、このベネフィットでくくった戦場で戦うんは、新たな活路になるやろな。
やけど、競合も多い。
それには、しっかりした戦略が必要や。
買ってくれる人ももちろん喜ばす。
やけど、重要なんは、その人がギフトを送った相手。
その相手をめちゃめちゃ喜ばすんや。
それができれば、勝手に拡散する。
BtoBtoCみたいなもんやな。




キットカットの新しい魅力を発信や

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今までの売り方に加えて、キットカットの新しい魅力を発信できる販促の工夫が一段の重要になる

日経MJ  2016/3/11 P.14  
キットカットの認知は、もう浸透しとる。
今からやらなあかんのは、新しい層に力を入れることや。
つねに若者の新しい風を吹かせる。
ブランドは、若返っていかな死んでしまうからな
どんどん新しい使い方を提案する。
新しい人たちに喜んでもらう。
それを続けていくことで、ブランドが生き残っていくことができる。
たゆまぬ前進や。




きみの商品、ギフトにならへんか?

どんな商品でも可能性はある。
一回考えてみるんや。
きみの商品がギフトになったらどうなるか。
もらった人は、どんな言葉でよろこぶ?
どんな笑顔になる?
誰かに何かをあげて、よろこんでもらう。
これって、商売そのものでもあるで。
その先の笑顔をつねに考えるんや。
きみの今売っとる商品でも、それは同じことなんやで。
今やってることが、どんな笑顔につながってるんか。
それを忘れへんことや。
ギフトを贈るベネフィットやな。

そんなベネフィットについて、詳しく書いてある本がある。
ここにおいとくで。



「顧客はドリルを買ってるんやない!穴を買ってるんや!」
っちゅうことが書いてある本やで。
通勤電車でも読めるくらい、わかりやすい本や。
オススメや。

正論をいう無職でした!
ほななー。