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紅茶のテーマパーク!? ”リプトン ティーハウスギンザ”の5つの【販促マーケティング】

”サー・トーマス・リプトン ティーハウスギンザ”って知っとる?

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こにゃにゃちわ~
無職やで!
ふだん紅茶飲む?
紅茶は歴史が長いから、おもしろいわ。
その文化は広がっていって、今や全世界で楽しまれてる。
そんな紅茶の世界を体験できる場所が、銀座にあるんや。
”サー・トーマス・リプトン ティーハウスギンザ”。
えらい長い名前やろ?
みんなも知っとるリプトンの創始者なんや。
リプトンさんの足跡もたどれるみたいや。
体験型の販促店舗。
どんな戦略なんやろか?




紅茶愛好家のサロンをイメージ

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コンセプト店「サー・トーマス・リプトン ティーハウスギンザ」(東京・中央)

かつて紅茶愛好家が集まったサロンをイメージしたという。

日経MJ  2016/2/24 P.23 
重厚な内装で、えらいオシャレやわ。
これぞ、紅茶のテーマパークやで。
販売だけやったら、今はネットの方が強い。
量ではかなわんわけや。
リアル店舗としてやらなあかんことは何か?
それは「体験」をつくりだすことや。
足を運ばんと得られへん「体験」。
リアル店舗はテーマパーク化してきてるんやな
ここでは、どんな体験ができるんやろか?




”サー・トーマス・リプトン ティーハウスギンザ”の5つの【販促マーケティング

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1.額縁の中はタッチパネル

絵画をよく見ると、額縁の中がタッチパネル画面と気付く。

日経MJ  2016/2/24 P.23 
ただの展示やない。
インタラクティブ性を出してるんや。
ディズニーランドのアトラクションみたいやな。
映像をつかって、創業者の足跡をたどる。
しかもそれは、額縁の中や。
おもろいやん。



2.プロジェクション・マッピングで歴史を体験

来店者の目当ての1つが小型のプロジェクションマッピングだ。

日経MJ  2016/2/24 P.23  
最新の技術をつかって、歴史を体験してもらう。
手で触れられるっちゅうところが、ええわな。
自分の五感を使って体験したことは、記憶にしっかり残る。
この店舗に行った思い出は、そのおもろいインタラクティブ体験とともに刻まれる。
楽しんでたら、いつの間にか愛着も持ってるっちゅうんを狙ってるんや。



3.普通では買えへん紅茶もある

店内の物販スペースでは通常は売っていない紅茶もそろえる。

日経MJ  2016/2/24 P.23  
来た記念に、何か買って帰りたいわな。
そんなとき、ここでしか買われへんもんがあるとええ。
ディズニーランドでもそうやろ?
店舗限定商品っちゅうわけや。
しかもそれが、紅茶みたいな常用するような食品やったら、そらリピートになるで。



4.充実のティースクール

店内の大部分は紅茶の入れ方などについて学ぶティースクールスペースにあてた。

日経MJ  2016/2/24 P.23  
体験型をつきつめると「教室」になる。
ふんふん、って展示を眺めて楽しむだけよりも、実際教えてもらった方がええもんな。
特に紅茶みたいな歴史の長い嗜好品は、その道のプロの言葉が聞きたい。
自分も学んで、より楽しみたいわけや。
販促と「教室」は、めちゃ相性がええんや。
焼き鳥屋さんが教えてくれる、鶏のうまい焼き方。
こんなんでも人気になるんやで?
どんな商売でも、できることや。



5.シニアだけでなく、若者も受講

男性生徒は退職後のシニアだけでなく、20~30代も趣味や仕事のために受講している。

日経MJ  2016/2/24 P.23  
なんもシニアだけとちゃう。
嗜好品は万人のものや。
こういう、間口の広い講座は、多くの人の学びたいニーズを満たしてくれる。
なおかつ、市場じたいも広げてくれるんや。
SNSとの相性もええわな。
写真スポットなんかも作って、SNS拡散も狙うと、なおよしやな。




実店舗はテーマパークや

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店の認知度を高めブランドを発信するには、一般消費者にもっと足を運んでもらう必要がある。

日経MJ  2016/2/24 P.23  
結構おもろい体験型店舗や。
コンテンツはええねんから、もうちょっとSNS拡散を狙ったほうがええな。
しっかりテーマパークとしての世界観づくりができたら、あとは伝えることが重要や。
特に、若い世代にSNSを通じてリーチできれば、顧客の裾野が広がるで。
「イギリスのテディベアなんかと、リプトン紅茶飲みながら写真取れるスポット」。
そんなんあったら、拡散しそうやけどな?
ディズニーランドみたいな異国体験、求めてる人は多いで。




きみは体験を提供できてるか?

商品をただ売っててもあかん。
体験を売らなあかんねん。
きみはその商品を売っとる。
商品を売っとる人は、その道のプロや。
プロが知っとる当たり前のことは、顧客は知らんことやねん。
当たり前の使い方でも、プロにコツを聞きたいもんや。
きみのとこでも「教室」できへんやろか?
最初は簡単な講座でええ。
世界観もこらんでええ。
一回やってみ?
絶対顧客は目を輝かせてくれるから。
開発エピソードや創業者の言葉もまじえながら、ええかんじの使い方を教えたるんや。
講座が終わった頃には、もうファンになっとるで。
モノよりコト。
モノばっかり売っててもあかんで?

そんな販促について詳しく書いてある本がある。
ここにおいとくで。



この本にそって考えたら、自然と販促がわかるようになってる。
通勤電車でも読めるくらい、わかりやすい本や。
オススメやで。

正論をいう無職でした!
ほななー。