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ツンとくるワキガ臭を狙い撃ち!? ”洗濯前処理剤”の5つの【顧客志向マーケティング】

洗濯前に使うスプレー

kaori
こにゃにゃちわ~
無職やで!
年齢とともに気になってくる体臭。
おっちゃんやと、加齢臭って言われるようになってくる。
これって、自分で気いつけてるつもりでも、他人がどう思ってるかわからんところが難しい。
対策もマチマチやしな。
そんな問題。
どうやったら解決できる?
そこでできた商品が、”年齢別の消臭処理剤”や。
大手が出すような、大きなくくりやない。
年齢別、悩み別に商品をつくっとるんや。
大手とやりあうには、エッジの鋭さで勝負や!




臭いに対する、狙い撃ちの「ベネフィット」

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洗剤製造販売のベネフィット─イオン(福井市)は、年代・種類別の体臭に対して消臭効果がある洗濯前処理剤を発売した。

日経MJ  2016/3/11 P.5 
限定された顧客を狙っとる。
ここまで限定した商品は、いままでなかったんや。
なんでや?
それは、販促が難しいからや。
顧客をしぼればしぼるほど、ぱっと見の数は減っていく。
やから、大手では挑戦しにくい。
「ワキガ」の人のためだけの洗剤。
これが難しいんや。
やけど、今の時代、販促が根本的に変わりつつある。
販促費を全く使わへん企業もでてきたぐらいや
エッジの効いた商品やったら、顧客が拡散してくれるんや。
同じ悩みをもった人は、絶対に多い。
その人たちに、絞った商品は響くんやな。
大手とやりあうんやったら、顧客をしぼることや。
しぼればしぼるほど、響く商品になるで。
顧客の問題解決屋さんや。



”洗濯前処理剤”の5つの【顧客志向マーケティング

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1.ネット通販限定や

同社のインターネット通販サイトと「楽天市場」内のショップで取り扱う。


日経MJ  2016/3/11 P.5 
顧客を絞った商品は、ネット通販が相性ええ。
最初のスタートにコストがかからんからな。
もちろん実店舗も販売網もいらん。
ほんで、ツイッターなんかの拡散とも相性がええんや。
おっ!と思うラベルと、絞った顧客、ほんで拡散してもらうんや。



2.年齢別の体臭対策商品

年代別では20代、30代、40代、それ以上の年齢の人の体臭に対応した4種類を用意した。

足の臭いや「ツンとくるワキガ臭」なども4種類そろえた。

日経MJ  2016/3/11 P.5  
これがほしかったんや!
っちゅう顧客は多いはずや。
悩みがある。
けど、その悩みにドンピシャの商品はない。
やから、大手の商品を使う。
そういう人は多いで。
やから、そのしぼった効能、ベネフィットを、全面に押し出した商品が必要とされてるんや。
顧客が、「自分のために作ってくれたん?」って言うくらいのもんが、ベストなんや。
これが顧客志向やで。



3.洗濯前に気になる部分にスプレー

容器に移して、洗濯前に気になる部分にスプレーする。

日経MJ  2016/3/11 P.5  
使い方は、めちゃ簡単。
今現在のモノと組み合わせて使うっちゅうところが、ええ。
いつもに+αっちゅうんは、心理的に抵抗が少ないからな。
ほんで、その使い方はできるだけ簡単なほうがええ。
そうやって、まずは使ってもらうんや。
ほんで、それが本物やったら、勝手に口コミしてくれるんや
驚くくらいの効果。
これが商品開発には必要やで。



4.すべて無香料

すべて無香料だ。

日経MJ  2016/3/11 P.5  
別の香りでマスキングするだけやったら、大手の商品でもできる。
そうやなくて、ほんまに臭いが消える、っちゅうベネフィットが欲しいわけや。
そこには、真摯な姿勢が重要やで。
これは本物や
って思わせなあかん。
それには愚直な試行錯誤が必要やで。
ごまかしたらいかんのやな。



5.自分の臭いが気になる顧客

自分の臭いが気になる層に売り込む。

日経MJ  2016/3/11 P.5  
臭いを消すっちゅうベネフィットに特化しとる。
通常の商品の顧客設定では、ゆるすぎたんや。
そら、そうやろ。
臭いやっても千差万別や。
スポーツで汗かいた若モンの消臭。
おっちゃんのじとっとした臭いの消臭。
体質の臭いの消臭。
一口に臭いっちゅうても、色々あったわけやな。
そこに切り込んだわけや。
顧客を再設定する。
ほんまに今の設定で、みんな満足してるんか?
自分で問い直すんや。
そうやって、エッジの効いた商品ができるんや。




大手にできへん、絞った顧客を狙うんや

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20代の若者の汗の臭いや40代の加齢臭など、臭い別に成分の配合を調整した。

日経MJ  2016/3/11 P.5   
大手に対抗するための武器はそろっとる。
ネット、拡散ツール。
本物の商品が、必要とされてるんやな。
しぼればしぼるほど、ええ。
おもろいもんができる。
その商品で誰が喜ぶんか。
ニッチなベネフィットを追求するんや。
それが問題解決になるんやで。
最終的には、一人ひとりに合った、オートクチュール商品や。
それを目指すんやで。




きみの顧客も、もっと絞り込むんや!

大手は販促に力を入れることができる。
やけど、大手やなくてもできることがある。
それは顧客に拡散してもらうことや。
本物を提供して、驚いてもらうんや。
それには、マスを対象とした商品やったらいかん。
「私のために作ってくれたのね!」
って言わせる商品やないとあかんねん。
それには、顧客を絞り込むことが必要や。
絞り込めば絞り込むほど、具体的な人間が見えてくる。
その人が、心から喜ぶ商品をつくるんや。
そのベネフィットは、絶対に他の人にも共通してる。
同じ問題に悩んでる人は、必ずおるんやから。
きみの商品を、待っとる人がおるんやで。

そんな顧客志向について、詳しく書いてある本がある。
ここにおいとくで。



この本にそって考えたら、顧客志向がしっかり身に付くようになっとる。
通勤電車でも読めるくらい、わかりやすい本や。
朝礼前に、マーケティング脳にしとくんやで。
オススメや。

正論をいう無職でした!
ほななー。