正論をいう無職

有職になった

気持ち別に売り場を分ける!? ”HINKA RINKA”の5つの【ベネフィットマーケティング】

東急プラザ銀座のHINKARINKAや

zakka
こにゃにゃちわ~
またまた東急プラザ銀座の記事や。
わりと盛況のようやで。
前は、全体的な戦略を紹介したけど、今回はHINKARINKAについてや。
まあ、いわゆる雑貨屋さんやな。
やけど、普通の陳列をしてるだけやない。
ここにも、リアルのテーマパーク化があるんや。
どんな戦略でやっとるんやろか?




ワクワクする刺激的な体験をさせる

d15334-5-741835-2
「今までの百貨店のようにアイテムで分類すれば見やすいが、刺激がない」

「物を買うだけならネットで事足りる。リアルな店舗に求められるのは、ワクワクするような体験をしてもらうことだ」

日経MJ  2016/5/23 P.5 
リアル店舗は「体験」がキーワードや。
買うだけなら、もうネットでまかなえるようになったからな。
ほんなら、リアルな体験ってなんやろか?
それが、戦略になってくるんや。
リアルってなんやろか?
どんなことができれば、リアルな体験って言えるんやろか?




”HINKA RINKA”の5つの【ベネフィットマーケティング

senryaku

1.雑貨売り場のとなりにカフェ

雑貨売り場の隣にカフェを置くなど来店客が回遊するのを楽しめるようにした。

日経MJ  2016/5/23 P.5 
ベネフィットを考える。
雑貨を見て楽しいなって感じるベネフィット。
カフェでしゃべって楽しいなって感じるベネフィット。
これって、実は同じなんや。
提供するベネフィットが同じものなんや。
それやったら、分ける意味なんてないんちゃうか?
みんなマーケティングを考えるときは、同業者はよう研究する。
でも、ベネフィットは、そこにとどまるもんとちゃうんや。
他業種にもわたって、考えなあかんのが、ベネフィットなんやで。



2.豊洲方面から来店する主婦も

休日は3万7千人と予想以上の盛況ぶりだ。豊洲方面から来店する主婦がいるなど、これまで同社が取り込めなかったエリアからの客も多い。

日経MJ  2016/5/23 P.5 
想定以上の盛況ぶりや。
体験をうまく提供できたってことやな。
こうやって、しっかりベネフィットを提供できると、遠方からも人が来る。
そういう体験ができるのが、ここしかないからな。
それは、日常やなくて、ハレの日として認識されるっちゅうことや。
テーマパーク化するんやったら、これを狙わないとあかん。
ディズニーランドと同じや。
ハレの日に来る場所にするんや。



3.3階は「高揚感・刺激・発見」がテーマ

3階は「高揚感・刺激・発見」をテーマに、バイヤーが世界中で買い付けた雑貨や衣料品、化粧品が並ぶ。

日経MJ  2016/5/23 P.5 
フロアごとにテーマがあるんや。
まず上がってくる3階。
ここでキャッチせなあかん。
せやから、刺激的な方がええんや。
まずは、びっくりスライダー。
どかんと、驚かせたるんやで。



4.4階は「憧れ・ときめき・特別感」

「憧れ・ときめき・特別感」をイメージした4階は婦人靴が売り場の半分を占める。

日経MJ  2016/5/23 P.5 
刺激の次はオートクチュールや。
どきっとした後に、恍惚感を楽しんでもらうんや。
靴からコーディネートを考えてもらう。
そんな着眼点もおもろいな。



5.5階は「共感・自然体・くつろぎ」

5階は「共感・自然体・くつろぎ」で編集。「東京から発信するスタンダード」がキーワードだ。

日経MJ  2016/5/23 P.5 
落ち着くかんじやな。
パンチのあるもんばっかり食べとると、ふと味噌汁が飲みたくなる。
5階は、落ち着きがテーマになっとるな。
この振れ幅が、非日常感を加速させるんや。
これは、完全に、ショッピングテーマパークやで。




丸の内OLに来てもらうのが課題

11181f6894259-5b51-48f4-b243-5a1e38861e7c_m
ただ、「有楽町や丸の内で働く人が思ったより少ない」(柳沢マネージャー)という課題もある。

日経MJ  2016/5/23 P.5 
感度の高いビジネスパーソンが呼びたいんや。
これが今後の課題のようやな。
丸の内OLみたいな先端を行ってる人らには、ちょっと真新しさが少ないかもしれんな。
今はどこも建設ラッシュで、新しいビルがたくさんできてる。
そこらとやりあうには、もうひとひねりいるんかもしれん。
ワイが思うに、屋上スペースの使い方に活路がありそうや。
屋上を、雨の日でも使えるようにしたり、音楽スペースにしたり。
アートと組み合わせた、斬新な催しがあったら、おもろそうやな。




きみはほんまにベネフィットが提供できてるか?

楽しいデートがしたい。
そんなとき、どんな店を選ぶか。
どんなコースを選ぶか。
それって、実はベネフィットが同じやろ?
提供したいもんは同じなはずや。
これが、自分の商売になると、一瞬で目が曇ってしまう。
競合は、同業他社ちゃうんやで?
その提供するベネフィット。
これが競合なんや。
やから、このHINKARINKAのベネフィットは、映画にあるかもしれん。
ディズニーランドにあるかもしれん。
きみの商品のベネフィットはなんや?
提供するべきベネフィットは何なんやろか?
一回まじめに考えてみてな。

そんなベネフィットについて詳しく書いてある本がある。
ここにおいとくわ。



「ドリルを買ってるんやない、穴を買ってるんや!」
っちゅう本や。 
通勤電車で読めるくらいわかりやすい本や。
おすすめやで。

正論をいう無職でした!
ほななー。