正論をいう無職

有職になった

その数、17.3億個!?「宅急便」のヤマト運輸の5つのマーケティング戦略

ついに「宅急便」の利用が17.3億個を達成

yamato

こにゃにゃちわ~
無職やで!
芽がでた小松菜をさっそく虫が食っとって、怒髪天を突く今日のワイや。
防虫ネットで、はよ対策せんとあかんわ。
今回はそんな野菜も送れるヤマト運輸のことや。

「宅急便」つかったことない人はあんまおらんやろ。
荷物をおくるっちゅうだけでも、えらい大変やからな。
これがあることで、社会全体がほんま助かってるんやで。




しっかりとした戦略があった

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ワイもよう通販でヤマトの人に持ってきてもらうこと多いわ。
そのおっちゃん、めちゃテキパキ動くんや。
中華料理屋でコックさんがチャーハンつくるみたいに、端末操作して、ピピッと認証するんや。
やっぱりほかの運送会社と比べても、ヤマトはすごいなあと感心するんやで。
やっぱりここには本部のしっかりした戦略があったんや。




ヤマト運輸の5つのマーケティング戦略

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1.送る側と受け取る側の立場になって考える

冬場に荷物が減る山間地の社員が都会からスキー板を抱えてくる多くのスキー客を見て「運んであげてはどうか」と発案。スキー場まで配達できるかを検証し、商品化しました。

日経MJ  2016/5/16 P.2 
基本のことやねんけど、ヤマトはすごいんや。
こういう柔軟な発想ができるんは、毎日毎日顧客のこと思ってるからやな。
そら、スキー客はうれしいで。
こういううれしい積み重ねが、会社の評価になっていくんや。
とくにBtoCの傾向の強い「宅急便」では、それは大きなことやな。



2.仕組みとしてとらえる

どうしても人によってまばらになってしまう。
荷物を運ぶんやから、道路事情やら、運転の仕方やら、いろんなことが絡んでくる。
それから逃げんで、しっかり仕組みとしてとらえてるんやな。
これが大事なんや。
仕組みなんか、ほんまはないかもしれん。
やけど、ある!と信じて解明しようと努めることこそ、次の発展につながるんやで。
これは科学的考えかたやで。



3.徹底的に合理化

運送っちゅうイレギュラーが発生しやすい業務やからこそ、合理化が必要なんやな。
仕組みが解明されたら、次は合理化や。
苦労して仕組みを考えたかいがあるっちゅうもんやで。
これで日本のトヨタは、世界のトヨタになったんやな。
ヤマト運輸もそれをわかっとるから、物流っちゅう難しい問題に、正面から立ち向かってるんや。



4.毎週金曜の経営戦略会議

本社スタッフやったら、誰でもエントリーできるんや。
風通しええやろ?
現場から役員に直接プレゼンできるから、やる気もでるで。
現場でたまったうっぷんを、仕組みを解明するガソリンにするんや。
そうやってしっかり取り組んだことから生まれる商品を、直接トップにプレゼンできる。
これはおもろいことやで。
新人やろうが関係ない。
顧客を喜ばしたいっちゅうやる気がものを言うんや。



5.「できるけれども誰もしないことをする」

東京から翌日高崎に荷物を届けるのは誰でもできる。赤城山の山頂の社務所だったらどうか。できるのに採算に合わないからしない。それでいいのか

日経MJ  2016/5/16 P.2 
おもろいやん。
「どこまでも届けにいくんや!」っちゅう気迫が伝わってくるわ。
ほんまに根っからの運送会社やねんな。




顧客を思う気持が伝わってくる

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結局は人間と人間やからな。
いいサービスっちゅうんは魂から伝わってくるんや。
その魂を、現実のものにするんが「仕組み」やな。
魂だけやったら空回りや、仕組みだけやっても人には響かへん。
その二つをしっかり考えるんが、商売っちゅうもんやな。
ヤマト運輸は、そうしとる。
やから配達のおっちゃんからでも、それが感じられるんやわ。
これはすごいことやで。




物流は着実に増えていっとる

ネット通販も市民権を得て、これからはネットの時代や。
「物を運ぶ」っちゅうことが、とてつもない物量をおびてくる。
それは、ワイらの生活環境の拡張でもあるんや。
必ずしも都会におらんでも、都会のような利便性をもって生活できるっちゅう可能性やで。
そんな可能性を現実のもんにしてくれるんが、物流やな。
ワイらはほんまええ時代に生まれたで。

ワイの野菜もクール宅急便やな。
正論をいう無職でした!
ほななー。