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やらないことを決めて「ダントツ」になれ! ”コマツ”の5つの【独自資源マーケティング】

コマツ”がえらい業績のばしとる

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こにゃにゃちわ~
建設機械の”コマツ”。
みんなも知っとるやろ?
海外でもバリバリ業績あげとるんや。
ここは、旧態依然とした日本企業とはちがう。
きっちりした戦略のもとで、常にぎりぎりの意思決定をしとるんや。
その秘密はなんなんやろか?
それは、「ダントツ」っちゅう言葉にあった。




やらないことを決めて独自資源を磨く

kmsutrk
「ダントツ」とは他の追随を許さない「絶対的な強み」

「強み」を伸ばすことを重視

最初に犠牲にするものを決めること

日経ビジネスアソシエ 8月号 P.5 
これこそが、戦略や。
戦略が大事やとは、よく言われる。
なんやら難しい本読みながら考えて、さてやってみようとなる。
そのとき出てくるんは、やるべきことばっかりや。
そらこの問題の多い世界や。
やるべきことなんか腐るほどある。
戦略を作る上で重要なのは、やるべきことと同じくらい、「やらないこと」も明確にすることや。
コマツ”はこの「やらないこと」を徹底しとる。
その徹底の上で、浮いた資源を独自資源につっこんどるんや。
八方美人では、今の世の中、生き残られへんっちゅうことや。




コマツ”の5つの【独自資源マーケティング

senryaku

1.得意を伸ばして行けるところに行く

私は「得意科目を伸ばして、行けるところに行くのが一番」と思っていた。

日経ビジネスアソシエ 8月号 P.5 
何でも万能にしようとすると、おもろない企業になる。
そうやない。
得意なもん、現在ある独自資源に磨きをかけるんや。
器用な企業は、ネット社会ではデジタルに軍配があがる。
そこで勝負するには、かなりのテクノロジーが必要や。
先端テクノロジーでやりあう覚悟がない企業は、振り落とされる。
その戦場でやりたいか?
もし、ちゃうんやったら、現在ある独自資源を見直すことや。
どっかに必ず原石があるはずや。



2.最初に犠牲にするものを決める

「最初に犠牲にするものを決める」ことの大切さを学びました。

「(競合に)負けてもいい部分」を最初に決めておけば、負けが見えてきた「見切りをつけるべき商品やサービス」に、ムダにお金を投じることはなくなります。

この”浮いた経営資源”を、重点分野に投入した。

日経ビジネスアソシエ 8月号 P.5 
戦略っちゅうんはやることを決めるだけやない。
「やらないこと」も同時に決めるんや。
それが決まれば、必ずリソースは余る。
その余ったリソースを、一番になれるところに注入するんや。
資源は必ず足りなくなる。
資源が満ち足りてる状況なんかないんや。
やから、明確な戦略で、「やらないこと」をはっきりさせとかなあかん。
クレームやらコンセンサスにおびえる日本企業が、苦手とするところや。



3.圧倒的な強みを作る

「ダントツ」になるために大事なことは、「何かを諦めること。断念すること」です。

「他社の追随を許さない、圧倒的な強みを作る」ことに注力する。

私は「世界の1位、2位になれない事業や商品は全部やめる」と宣言しました。

日経ビジネスアソシエ 8月号 P.5 
目指すはNo.1や。
ものすごい思い切りや。
ベンチャーならまだしも、こんな大きな企業で、ここまではっきり言い切るんは難しいで。
やけど、そんな強い経営者が、この激流の世の中を渡っていけるんや。
周りの顔ばっかり見て、調子のええことばっかり言っとると、そのまま船は沈んでまう。
日本の企業は、ほとんど泥船なんや。
「ダントツ」を身につけへんと、この先やっていかれへんわ。



4.「社員を大切にする」に固執しない

「社員を大切にする」という精神は、日本企業が将来も守るべき大事なことですが、最後までこのことに固執していると、会社も個人も身動きが取れなくなり、成長機会を取り逃がしてしまうのです。

日経ビジネスアソシエ 8月号 P.5 
尊重するのと、固執するのは違う。
その精神は尊重されるべきやけど、頑なに守られるべきではない。
ひとつのラインとしては、反論を許さない空気になったとき、このときが固執してるときや。
戦時中の「非国民!」っちゅう罵りと同じ空気や。
選択肢としてプレーンに数値で考えてから、意思決定する。
これが、本来あるべき姿や。
それやのに、「社員」というのを理由にして、他の選択肢が放棄される。
そんなときは黄信号やな。
そのまま行ったら、社員とともに、会社もお陀仏やで。



5.バッドニュースファースト(凶報を最初に)

「最初に悪いニュース。次いで品質問題と補給部品の達成状況。最後に業績を書く」

「今回は許すから、すべて話してくれ」と言って、バッドニュースを吸い上げるようにした。

日経ビジネスアソシエ 8月号 P.5 
簡単なようで難しい。
悪いニュースは聞きたくないからな。
やけど、これが企業の命取りになることが多いんや。
隠蔽体質っちゅうんは、必ずはびこってくる。
風邪みたいなもんや。
やから、その時々で、しっかりとケアせんと、最後には大病になってることがある。
これには、社員の取り組みというよりも、経営者のスタンスが重要や。
失敗を恐れない。
その姿勢を、リスクをとってる経営者自身が、示さんといかんのや。




戦略の徹底が強い企業を作る

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自分の強みが見つかったら、そこを伸ばしていくことです。何をやってもすべて平均点というだけでは、高い評価はできません。

日経ビジネスアソシエ 8月号 P.5 
やることはたくさんある。
やからこそ、やらないことを決める。
それこそが、戦略や。
その戦略の徹底によって、色んな方向を向いた社員を、一本の糸にまとめられる。
めちゃシンプルなことや。
やけど、シンプルなことこそ、難しいんや。
全社員が、戦略を理解する。
全社員がやるべきこと、やらないことを理解する。
これほど強い企業はないで。
戦略の徹底。
これができれば、全員が経営者みたいなもんや。




きみの会社の戦略は、やらないことを決めてるか?

戦略は、やることを決めるだけやない。
やらないことを決めるからこそ、合理的にリソースをやりくりできる。
CSRでも、成長市場でも、なんでもかんでも取り込んでたらあかん。
自分とこの独自資源を知る。
そして、これから何で戦うか決める。
そこから始まるんや。
戦士やのに、今から魔法覚えようとしてもあかんやろ?
戦士は武器を磨くんや。
そのために、魔法も格闘もやらない。
それと同じやで?

そんな戦略について、詳しく書いてある本がある。
ここにおいとくで。



戦略はやらないことを決めることでもある。
この本のとおりに考えると、しっかり一本筋のとおった戦略が作れる。
通勤電車でも読めるくらい、わかりやすい本や。
オススメやで。

正論をいう無職でした!
ほななー。