ちょいワル老人の集合住宅!? ”CCRC”の5つの【顧客志向マーケティング】
ちょいワル老人が増えとる!?
こにゃにゃちわ~
無職やで!
少子高齢化の時代や。
どんどん平均年齢はあがっとる。
老後の不安もつのるばかりや。
やけど、老後って、具体的にどんな生活なんや?
「シニア」っちゅう言葉で、すべての人の生活をほんまに表わせるんやろか?
そんなことはない。
老人やっても、アグレッシブな人もおる。
ちょいワル老人もおるんや。
ほんなんやったら、そんな人らは、ふつうのシニアの生活とは違うはずや。
死ぬまでアクティブな老人たち。
そんな顧客によりそったサービスがあるわけや。
”CCRC”ってなんや?
Continuing Care Retirement Communityの略。高齢者が健康なうちに入居し、終身で過ごせる生活共同体。シニア世代でもアグレッシブな人はようけおる。
生涯学習や社会活動などに取り組む。
日経MJ 2016/3/9 P.1
なんも老人ホームだけが選択肢なんとちゃうんや。
死ぬまで勉強して、死ぬまでアクティブに活動する。
そういうポリシーをもったシニアが増えとるっちゅうことや。
具体的には、どんな場所なんやろか?
”CCRC"の5つの【顧客志向マーケティング】
1.シニアでも仕事ができる
最大の特徴は仕事あができることだ。年取ったからって、みんなでお遊戯っちゅうのやないんや。
30年余りそば屋を営んでいた小泉実さん(80)は週に2回540円で自ら打ったそばを提供する。
日経MJ 2016/3/9 P.1
自分らがもっとる、今までのスキルを有効活用する。
引退しても、技術を生かすっちゅうことやな。
仕事と人間とは、密接に結びついとる。
生き方と切っても切り離せんようになっとるわけや。
それやったら、シニアになっても、その技術を生かす場があったら、うれしいやん。
ほんまの喜びのために、仕事をするんや。
その場を提供してくれるサービス。
顧客にほんまにイキイキ生きてもらうための施策や。
2.入居者じたいがデザインに関わる共同住宅
入居者がデザインに関わる共同住宅「コーポラティブハウス」自分が住みたいような家をデザインする。
「建物に人間の生活をあわせるのは不自然」
日経MJ 2016/3/9 P.1
そら楽しいで。
ほんでも、共同住宅やから介護の施設も併設されとる。
ニーズが同じ人同士が隣接して住んで、便利な環境にするんや。
老後やからって、既存の建物におさまるっちゅうのが嫌な人も多いんやな。
3.照明を落としたバーで老人がつどう
千葉市郊外にあるCCRC「スマートコミュニティ稲毛」で夜な夜な高齢者でにぎわうのが照明を落としたバーだ。シニアやからって、バーで遊んだらあかんちゅうことはない。
「趣味を通じた『趣縁』の仲間ができる」
日経MJ 2016/3/9 P.1
新しい友だちと、新しい環境。
アグレッシブに遊びつくすっちゅうんは、何も若モンだけの特権とちゃうんや。
シニアになっても、みんなで遊べる場所を提供する。
これはシニアの多様な趣味に沿った場所やないとあかん。
顧客の多様性を考えるからこそ、こういった場をつくるっちゅう発想ができるんやな。
4.ダーツ、カラオケ、バー、なんでもありや
向かいにはイトーヨーカ堂の空き店舗を活用した大規模な「クラブハウス」があり、バー、ダーツ、カラオケといった娯楽や5つの飲食店が入居する。老人も「遊ぶ」んや。
日経MJ 2016/3/9 P.1
そのための施設も必要やな。
介護サービスとかの高齢者に必要なもんは、クラウドファンディングのようなイメージでつくる。
それから、その近くにレクリエーション施設をつくる。
イキイキと生きていくために、統合環境をつくってるんやな。
老人だって遊ぶ時代やな。
5.集まって住むから生活コストが減る
高齢者が集まって住むことで生活コストの半減を目指す。必要なものは共同で購入するっちゅう意識や。
日経MJ 2016/3/9 P.1
需要を一致させて、安く運営できるようにする。
ほんで、一番必要なもんにお金をかければええんや。
シニアやってもやりたいことはたくさんある。
なんも先細りの人生ちゃうんやからな。
老人同士のシナジーやで。
団塊の世代は新しい住み方に抵抗がない
団塊の世代は核家族や団地生活など新しい住み方に挑戦してきた新しい時代には、新しい生き方や。
日経MJ 2016/3/9 P.1
団塊の世代は、そういう生き方に慣れとるんやな。
それまでの社会構造と全く違う団地生活、核家族。
そういうもんと、常に向き合ってきたわけや。
ほんなんやったら、これからも新しい生き方もできるっちゅうことや。
アグレッシブなシニア。
期待したいとこやな。
ほんまに顧客の気持ちになってるか?
シニアって一口に言っても、多種多様な人がいるわけや。一般的な介護のイメージとはちゃう。
そら若モンやっても、色んな人がいる。
それを忘れたらあかんねん。
顧客を設定する。
その顧客はほんまにしぼれてるか?
世代でひとくくりにしてへんか?
休日はどう過ごして、どんな食べ物が好きか、言えるか?
顧客をひたすら具体化することで、そのディティールが見えてくる。
その人が求めるベネフィットが見えてくるんや。
一般的なイメージだけやない。
顧客の本質をとらえなあかんで?
そんな顧客志向について詳しく書いてある本がある。
ここにおいとくで。
この本にそって考えたら、しっかり顧客志向がわかるようになっとる。
通勤電車でも読めるくらい、わかりやすい本や。
朝礼前にマーケティング脳にしとくんやで。
オススメや。
正論をいう無職でした!
ほななー。