サッポロいっちっばん♪サンヨー食品『サッポロ一番』の3つのマーケティング戦略
スーパーで袋麺買うとしたら、何買う?
こにゃにゃちわ~
無職やで!
今日はお昼ごはんなに食べた?
「サッポロいっちっばん、みそラーメン♪」
このメロディが頭のなかで鳴る人は、ワイと年が近いかもしれんな。
なんとなく懐かしいかんじのする、この商品や。
袋麺の市場は、カップ麺の1/3しかない
袋麺は約1400億円市場。カップ麺はその3倍の規模です。1980年代後半は1対1でしたが、2人行かの世帯が今は過半数と増え、個食麺へ需要がシフトしました。ひとりぐらしでラーメン食うことが多なってるからな。
日経MJ 2016/5/9 P.2
会社から帰って、冷蔵庫なんもないわ。
買いに行くんも疲れたから、袋麺食べよ。
こんなかんじの人多いんちゃうか。
そこでサンヨー食品はマーケティング戦略の転換をしたんや。
新しい視点やな。
『サッポロ一番』の3つのマーケティング戦略
1.顧客は、結婚して子育てが始まる年代
袋麺を食べ始めるのは20代後半から30代前半にかけて、結婚し子育てが始まる頃。自由時間が少なくなり、手軽に早く作れて比較的安いラーメンが生活に入ってくるこの年代から攻めていくと、その後の家庭の食事にばっちり入れてもらえるからな。
日経MJ 2016/5/9 P.2
おかんの味がサッポロ一番っちゅうんは、昔は批判されたやろけど、コンビニ弁当よりはええわな。
ヘルシーかっちゅうたら疑問がある。
やけど、もう袋麺は日本人の日常食に入っとるんちゃうかな。
これをいかに健康的に食べるか。
それが重要になってくるんやな。
2.「このひと手間が、アイラブユー。」
少し調理を加えるだけで好みの味に変わる。CMでは商品の価値が家族に「ありがとう」と言われる顧客の価値につながるようにしました。・・・・・・これが「ベネフィット」やな。
麺だけれども麺だけを見ず、いつも人をベースに考える。大切な視点はそこにあると思うます。
日経MJ 2016/5/9 P.2
袋麺は鍋でつくるから、アレンジしやすい。
それで完結したカップ麺と比べて、「つくる」っちゅうのを押し出しやすいんやな。
自分で食べるっちゅうより、一緒に食べる場面を描いとるんや。
その商品が開封されて、そこに誰がおって、誰と一緒に食べるんか。
それは食品にとっての本質的な視点やな。
原点になるそれを実直に考えなおしたんや。
そこから、「誰かにつくってあげる」っちゅう視点を導き出したんやな。
3.「サッポロ一番が鍋になりました」
サッポロ一番は71.1%が昼に食べられる昼型商品。依るは22.1%ですが、多くは時間の余裕のない夕食でしょう。・・・・・・鍋や焼き肉は今日これを食べようと食材を買う率が高い。しかも家族でゆっくり楽しむ夕食の料理です。よし、ここにトライしよう。・・・・・・鍋専用商品や。
しめのラーメンセットを出した結果、食べる回数を上乗せできました。
日経MJ 2016/5/9 P.2
これは「使い方」の提案やな。
袋麺を食べるシチュエーションはどんなんやろか。
どんなときに袋麺が食べられたらおもろいやろか。
そうやって思考を広げていくことで、ユニークな解決法がでてくるんやな。
なんでも思いついたもん勝ちやで。
「ランニングした後に食べたい袋麺」。
どや?
思いつくやろか。
正解はないで。
でも、不正解もないんやで。
シンプルに、大胆に、ユニークに
これからのブランド路線やで。
なじみぶかい「サッポロ一番」やからこそ、おもろい商品がでたらウキウキするんやな。
ガリガリ君のポタージュ味みたいなもんやな。
ワイもサンヨー食品さんには期待しとるわ。
あっと驚く袋麺、つくってくれるとええな。
ワイは「塩らーめん」派やな
みんな「サッポロ一番」は派閥が分かれるんちゃうか?ワイは「塩らーめん」派やな。
外で食べるときは、塩ラーメンって食べへんねん。
でもこれについては断然、塩や。
きみもこだわりあるやろ?
正論をいう無職でした!
袋麺買ってくるか。
ほななー。