正論をいう無職

有職になった

新たなジャンルを切り開く!「みうらじゅん」の15の名言

みうらじゅん」って知ってる?

isogashi

こにゃにゃちわ~
無職やで!
今日もお仕事おつかれさん。
きみは息抜きするとき何する?
ワイはぼんやりするんが好きやな。
日常では肩肘はってみんな生きとるわけやから、そんな時間も大切や。
でも、肩肘はらんで生きていけるなら、そのほうがええわな。
そんなおもろい生き方しとるんが「みうらじゅん」や。
ええとこいっぱい言っとるから、紹介するで。
じつはこれ、マーケティングにも使えるんや。




ゆるキャラ」っちゅうんを最初に言った人や

64272_IMG_6819
ゆるキャラ」「マイブーム」「仏像ブーム」など、新たなジャンルを切り開いたMJこと、みうらじゅんさん

日経MJ  2016/4/15 P.1 
つねに、あたらしいジャンルをつくっとるんやな。
この見方、どうやって身についたんやろか。
なんか秘訣があるんかいな?
インタビューの言葉に、名言がいっぱいあったわ。
ほな見ていこか。




みうらじゅん」の10の名言

IMG_1283_s

1.『やりたいことって方向性が違っていると無駄な情熱とか無駄な努力と言われます』

自分の壁新聞を作り、勝手に張り出したのです。
すると先生から「情熱は買うけど、あしたはがしてこい」と言われて。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
この無駄こそが、おもろさの素なんや。
ふつうの人にはわからん情熱。
それこそが求められとるコンテンツやで。



2.『こういう格好をしていると当然権威がないと思われるので楽ですよ』

「ない仕事」を作ることと、権威は水と油です。・・・・・・

特に日本は「面白いこと」を下に置きがち。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
権威っちゅうのはやっかいなもんや。
勝手についてくることもあるからな。
やから、それを見た目で予防するっちゅうんもおもろいやろ。
権威は人を腐らせることもあるから、要注意やで。



3.『ジャンルのない存在にネーミングをしないと、世間の人は見てくれない』

無名の漫画家は漫画家のカテゴリーに入りません。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
世間っちゅうん無慈悲なもんや。
ジャンルっちゅうラベルがないと、見向きもせんわけや。
やけど、これは当然のもんや。
みんな日常生活に忙しいわけやからな。
視線を向けさせるには、ジャンルも作ったったらええんや。



4.『誤解ののりしろが大きいほど、流布します』

まるで「ある」かのように誤解されていき、一般化していきます。・・・・・・

当人は当たると思っていないのに世間が勝手に突っ込んでくる図式ですね。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
誤解っちゅうんが広まるためのキモなんやな。
ツイッターもある現代やから、これは重要なポイントやで。



5.『「すてきなキャラクター」と言われると疑うけど、「ゆるキャラ」なら誰も疑わない』

青汁のコマーシャルじゃないけど、「まずい」と訴えると、飲んでみたら「意外とまずくない」と思うのが人間の心理。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
これはマーケティングのテクニックやで。
人間は疑いぶかい。
やからこそ、逆手にとって、これつまらないもんやけどどう?って言うんやな。



6.『すべてマイナスから入るネーミング』

土産物でもらってもちっともうれしくない「いやげ物」もそう。これだけ集めるとアートのように見えると誤解が生じて。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
マイナスから入ることで、それに逆転の意味付けができるんや。
つまり、「弱みは強み」や。
とらえかた次第で、価値がでてくるっちゅうことやな。
みうらじゅんはわざとポジティブにしてるつもりはないやろけど。



7.『そもそもアートと言われているものは意味のないことですから』

昔は少数で作っていたから、とんちんかんなものがいっぱい編み出されてきた。今は大会議になっているので、誰にでもふさわしい、納得するものを作って。一番つまらないですよね。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
意味がないっちゅうところが、おもろいんや。
なんや意味がある、って見てると肩こってくるで。
アートなんか気楽に見るもんやわ。



8.『個人って間違っているけれど(発信内容が)濃い』

平成は(企業など)団体が中心で、それが嫌いだからだと思います。ネットも団体ですよ。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
団体やと、どうしてもポジショントークの余地が大きくなる。
それだけおもろいことができんようになってくるんやな。
やからエッジの効いた個人は、おもろいわけや。


9.『自分をだませないと、人はだませない』

自分は割りと石橋をたたいて渡るタイプなので、だますのは難しいですが。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
結局は、すべてだまされてるもんやと考えるわけや。
そしたら、世界中みんなだまされてるわけや。
だまされてる状態が普通っちゅうことや。
そうしたら、だまされることに対して気が楽になるやろ?
だって、みんなだまされてんねんで。
「みんな空気吸ってる」、これと同じやん。



10.『出費が100万円を超えると、好きにならざるを得ない』

これ(ソファに置いてある高級ラブドール)もやはり70万円もするからぐっとくるわけで、2万円なら逆に買わないでしょう。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
サンクコストを逆につかって、ブーストするんや。
これは投資にも似てるな。
可能性に投資するんやで。



11.『ネット検索で「出てこない」言葉を探す』

「フィギュア」と「和風」を掛け合わせ、収集した日本人形をグラビアアイドルのように撮影。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
ネットにすべてあるわけやない。
おもろいもんは、リアルにもたくさんあるんやで。



12.『名前をつけておもしろがると見方が変わる』

逆境をおもしろがる。1日に数本しか来ないバス停の時刻表。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
ネガティブをポジティブに変換してまうんや。
「弱みは強み」やで。



13.『暗黙の了解を取り除く』

仏像を素直に「色っぽい」と表現。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
変なバイアスをなくすんや。
そうしたら、本質が見えてくるんやな。



14.『安心は不安の間の止まり木みたいなもん』

実は不安がメーンなんですよ。不安と安心のずれたところにおかしいものがあって。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
安心がふつうなんとちゃうんや。
不安がふつうやからこそ、人生はおもろいんやな。
つねに揺らぐ。
これのマインドセットは重要やで。



15.『今、世の中は突っ込みばかりで、ボケ役になりたがらない』

時間内でやるのは「仕事」。「ない仕事」は時間外でどれだけ変なことをするのかですよね。

日経MJ  2016/4/15 P.1 
みんな、「人と違う」ことするんにおびえてるんやな。
やけど、きみは「人と違う」人間やろ?
きみはきみしかおらんはずや。
「人と違う」ことをしないかぎり、きみという存在は発現せえへんねんで。



常にマイナス要素を愛する

損切り利益
みうらさんは「損した人は面白い。自分の中に損ブームがある」

日経MJ  2016/4/15 P.1 
人間、マイナスなほうが多いんや。
ほんなやったら、それを愛してやらんと、人生まっくらやで。
ええことばっかやない。
むしろよくないことの方が多い。
よくないことに変な名前つけて、おもしろがったらええんや。
そしたら一気におもろいことに変わるで。
人生バラ色や。




肩の力をぬいてみるんやで

どうせみんないずれは骨になるんや。
肩肘はってたって、それはみんな一緒や。
仕事で失敗したって、会社つぶしたって、それで死ぬわけちゃうやろ?
戦場で殺されるんとちゃうんやから。
もっと失敗したらええねん。
経営者やったら失敗を許したったらええねん。
肩の力ぬいて、よくないことにおもろい名前つけや。
人生一回きり。
楽しまな損やで。
みうらじゅんのゆるい本おいとくわ。




 人生を楽しむんや!
 
正論をいう無職でした!
ほななー