文春記者に小学生がインタビュー!?「AbemaTV」の5つのマーケティング戦略
「AbemaTV」知っとるか?
こにゃにゃちわ~
無職やで!
急に暑なってきたな。
早くもクーラーをつけてもうたわ。
あちち。
今日はちょっと刺激的なメディアを紹介するで。
「AbemaTV」っちゅうやつや。
誤植ちゃうの?
いやいや、これが正式名称なんやで。
ワイも二度見したわ。
1日の総視聴者数1000万突破
1週間で1日の総視聴者数は1000万を超え、5月3日にはアプリのダウンロード数が200万を突破した。アベマTVはサイバーエージェントとテレビ朝日がつくった会社や。
日経MJ 2016/5/13 P.2
なかなか好調な走りだしみたいやな。
今までもネットのテレビっちゅうんは、Gyaoやらなんやら取り組んできとる。
でも、うまくいかんかった。
こういうメディアは飽きられるんがはやいんや。
やけどアベマTVは健闘しとるみたいやで。
それには秘密があったんやわ。
「AbemaTV」ニュースの5つのマーケティング戦略
1.撮影はスマホ。「現場主義」
取材と中継はプロ用機材を使わずほぼスマホで行う。撮影もプロらしいズームインなどにはこだわらない。視聴者が求めるのは技術ではなく、「一刻も早い現場」と考えるからだ。こら思い切った戦略やな。
日経MJ 2016/5/13 P.2
海外のテレビ局も、プロ用機材を売っぱらって、iPhoneだけで取材するようになったとこあるわ。
そこの事例を取り入れたんやろな。
今までのテレビとちゃう。
ほんまに欲しがってるもん。
「ベネフィット」の提供に取り組んだわけや。
これは原点に戻るっちゅうことや。
2.フリップはタブレットPCでコスト削減
コストを削って、切れ味アップや。そら紙である必要なんかないからな。
ここまでやるっちゅうんは、徹底的な合理化をしとるっちゅうことやな。
顧客目線で、必要ないものはバッサバッサ切っていく。
爽快やん。
3.切れ味するどいニュース
週刊文春に小学生リポーターを派遣し「スクープで人を不幸にして楽しいですか」と迫る。これは大手テレビ局はマネできへんで。
日経MJ 2016/5/13 P.2
タイムリーかつエッジが効いとるな。
ネットニュースとはまた違う、ネット放送局としての規模からできるやり方やで。
こういうところで既存ネットメディアとの差別化をはかってるんやな。
4.ネットメディアへの発信源になる
最初からネットメディア拡散を想定しとるんやな。今までテレビとネットはどうしてもギャップがあった。
そのちょうど中間に位置しとるんやわ。
やからネットメディアとの親和性も高い。
テレビよりは近いんやな。
ほんでもって、ネットメディアほどニッチすぎない。
ええとこ突いとるやん。
5.なんとなくつけても面白い
ネットだからとマニア市場を狙うのではなく、普通の人がみるメディア「スマホでみるテレビ」なることスマホのテレビを狙っとるんや。
日経MJ 2016/5/13 P.2
もうテレビを見るんも、テレビをつける必要がなくなってきた。
なんかこれ、不思議な文やな。
テレビ的コンテンツを消費するんに、テレビという物理装置である必要がなくなってきたんやな。
若モンにとっては、テレビに接するよりスマホに接する時間のほうが多いんやから、当たり前のことやな。
新しい「マス」メディアへ
ニッチなネットメディアと、マスのテレビ。
その中間をジャスピンでついてきた「AbemaTV」。
おもろいやん。
ネットメディアの切れ味は残しつつ、マニアック過ぎへん。
これはさじ加減がえらい難しいところやけど、やからこそのサイバーエージェントやろな。
このままうまくいけば、ええ市場になるやろな。
おもろいニュース発信してみいひんか
誰でも情報が発信できるようになってきた昨今。テレビ局ですら開局できるようになってきた。
こんかいのは企業がやっとるけど、個人でテレビ局のようなネットメディアを開局することだってできるんや。
えらいニッチな、めちゃしぼったコンテンツ。
それで放送局やるっちゅうんもおもろいかもしれんな。
可能性は無限大やで。
正論をいう無職でした!
ほななー。