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求人貼り紙がアプリで見れる!? ”ぽけじょぶ”の5つの【ベネフィットマーケティング】

求人媒体の可能性が広がっとる

zitaku
こにゃにゃちわ~
無職やで!
少子高齢化社会や。
求人しても、以前みたいにアルバイトがこおへんねん。
バイト情報誌なんかも、色々工夫しとる。
やけど、状況は悪化の一途や。
これは、飲食店なんかにとっては死活問題なんやわ。
ようけ応募の来る媒体が、喉から手が出るほど欲しいっちゅうところや。
そこで”ぽけじょぶ”や。
どんなマーケティング戦略なんやろか?




街のバイト募集がアプリで検索できるんや

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家に近い場所で働きたい利用者とネットなどでは探せない求人をつなげる。

日経MJ  2015/2/14 P.4 
リアルの情報はネットに拾い上げられへん。
家の近所のパン屋さんがバイト募集してたって、そら載ってへんやろ。
そのに目をつけたんが”ぽけじょぶ”や。
街の求人貼り紙と、ネットをくっつけたんや。
バイトも近いとこがええ。
でも、大手の求人やったら、全然探されへん。
どうしたもんかいな。
この救世主なんや。
アナログな「貼り紙」求人。
これをまとめて見たいっちゅうベネフィットの実現や。




”ぽけじょぶ”の5つの【ベネフィットマーケティング

senryaku

1.指で囲んで検索

スマホの地図上で求人を見たい場所を指で囲んで検索。

日経MJ  2015/2/14 P.4 
これ、家探しのスーモにもついてる機能やな。
こういうちょっとした動作が、アナログ感を演出する。
アプリの利用を広めるんや。
そら、検索ワードでやったって、同じ結果は出せる。
やけど、人間のフィーリングに近いユーザーインターフェースが求められてるんやで。
マウスより、フリックの方が直感的やろ?
マウスの前はコマンド入力やってんで?
こういうちょっとしたところの気配りが、若モンの心をつかむんやで。



2.店の様子もわかる

街中や商業施設内の店舗に貼られている求人の貼り紙や店の様子を写真などで共有できる。

日経MJ  2015/2/14 P.4 
店の中もわかるんや。
そら見に行ったらわかることや。
やけど、アプリでまとまって見られるっちゅうのが、効率ええんや。
大手の求人媒体はここが弱い。
スタッフの笑顔の写真とかはあっても、ほんまの店舗の写真はない。
実際そこで働くんやから、やっぱり現実を見たいわな。
食べログの写真と同じやで。



3.赤色は「急募」の旗

4種類の色で分けられた旗が立つ。赤色なら「急募」、黄色なら「積極募集中」

日経MJ  2015/2/14 P.4 
こういうシステムがおもろいな。
求人やいうても、どれくらい緊急なんかは、知りたいとこや。
急募やったら、すぐ働けるかもしれんしな。
それを旗の色でわかりやすく演出したんや。
ぐるっと囲って、おっ、赤色あるやんけ、っちゅうかんじや。
色で分けられてたら、直感的でええな。



4.旗は時間が経つと、だんだん薄くなる

旗は時間がたつにつれて薄くなっていき、投稿されて1ヶ月半程度で消える仕組みだ。

日経MJ  2015/2/14 P.4 
新しい求人かひとめでわかるんや。
これは、重要な機能やで。
ハローワークなんかが、年中求人出してて問題になっとる。
だらだら掲載しとる求人をはねる意味でも、この機能は必要や。
それが旗の濃度でわかるんやから、これもアイデアやな。
旗の色、旗の薄さ、いちいち説明せんでも、すぐに理解できる。
これがデザインっちゅうもんや
顧客のこと考えたインターフェイスやで。



5.目立つ旗もつくれる

アプリ上からそのまま応募できたり、独自の旗を作ることができたりする付加機能も利用できる。
 
日経MJ  2015/2/14 P.4  
ゆるキャラの旗とか出てたら、そら目につくで。
自分とこのオリジナルのキャラつくって、旗にしてもらうとか。
店長の顔を旗にするとかな。
目立たせるっちゅうことで、掲載料をとるんやわ。




アナログな求人をネットにつなぐ

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掲載料はプランによって変わり、1店当たり月額1000円~8000円となる。

日経MJ  2015/2/14 P.4  
ネットが浸透してきたっちゅうても、まだまだリアルの方が情報量が多い。
特に地元っちゅうアナログな分野は、ネットは弱いんや。
やからこそ、どっちかやなくて、それが融合する必要がある。
そこに商機があるんや。
ポケモンGOなんかも、そこをうまいことつかったアプリやわ。
”ぽけじょぶ”は「貼り紙」に注目した。
でも、アナログ情報っちゅうんはもっと色々あるで。
探せばおもろいもんが出てくる金鉱やわ。
アナログ情報をネットでつなぐ。
これは応用範囲が広いな。




顧客がほんまに求めとるベネフィットはなんや?

きみはどんなふうに商品売っとる?
売れへん売れへんって悩んでないか。
それには特効薬がある。
顧客のベネフィットを考えることや。
今回のアプリは、地元の求人情報が知りたいっちゅうベネフィットを狙ってた。
大手バイト情報誌では、カバーできへん、貼り紙っちゅうアナログ情報や。
バイトするっていうときは、地元でやるのが近いしええ。
でも、大手情報誌やったら、なんか有名なチェーンしか載ってへん。
地元の求人も少ない。
足で探すしかないんやろか。
そこのベネフィットを狙ったわけやな。
きみの商品は、どういうベネフィットを提供してるんや?
一回、顧客になったつもりで考えてみるんや。
顧客がほんまに求めてるもんってなんなんやろか?
それが、特効薬やで。

そんなベネフィットについて詳しく書いてある本がある。
ここにおいとくで。

これは漫画でえらい読みやすいんや。
でも、内容はめちゃしっかりしとる。
マーケティングの基本が、すんなり頭に入ってくるで。
通勤電車でも読みやすいから、朝礼前にマーケティング脳になれるわ。
カバーは一緒に買わなあかんかもな。
オススメやで。

正論をいう無職でした!
ほななー。