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社会に意味のあることはビジネスになる! ドーム”アンダーアーマー”の3つの【メッセージマーケティング】

アンダーアーマー”と一緒に成長してきた企業「ドーム」

simei
こにゃにゃちわ~
スポーツの夏!
暑くて大変やな。
きみは最近スポーツしてるか?
新進気鋭のブランドの”アンダーアーマー”。
着てる人も増えてきて、よう見るようになったわ。
CMも特徴的でおもろいブランドや。
これの日本の総代理店があるんや。
それが「ドーム(東京・江東)」や。
スポーツマンらしい、強いメッセージが光ってる。
どんな戦略なんやろか?




使命をビジネスに託すんや!

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「社会にとって意味があることじゃないとやる必要がない」と自らの使命感をスポーツを通じたビジネスに託す。

日経MJ  2016/2/14 P.3 
なんのためにビジネスをやるんか。
そら、生活のためもあるし、金持ちになりたい野望もあるやろ。
でも、それだけやないのが、ビジネスのおもしろさや。
商売っちゅうんは付加価値そのものや。
付加価値は、顧客にとってのベネフィットや。
顧客がしたいことがある。
そのしたいことを実現してくれる商品、サービスを待ってる。
それを提供するんが商売やな。
金銭を介して、顧客にベネフィットを提供するんや。
そこには、使命がある。
どんな顧客のどんなベネフィットを実現するんか。
それが絞られたら、慈善事業にもなりうるもんなんやで。
慈善事業とビジネスっちゅうんは、なんも水と油やないんや。
おもろいやろ?




ドーム”アンダーアーマー”の3つの【メッセージマーケティング

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1.社会に意味のあることはビジネスになる

アンダーアーマーが伸びている背景は、スポーツビジネスを通じて楽しいことを求めている人々の気持ちをつかんでいるからでしょう。

当社の理念は社会価値の創造ですが、社会にとって意味があることじゃないとやる必要がない。

社会に意味のあることはビジネスになる 

日経MJ  2016/2/14 P.3 
ビジネスは儲けが第一や。
やけど、ほんまにそれだけか?
もちろんちゃうわ。
使命が大事なんや。
どんな儲かるシステムつくったとしても、根本に使命がなかったら、苦労に絶えられへん。
スタンフォードMBAに行った人たちが、いろんな業態で起業した。
このシステムは絶対もうかりまっせ!って息巻く生徒も、たくさんおった。
やけど、三年後、残ってるのは、儲けのことばっかり言ってた生徒たちやなかった。
むしろ、儲けばっかりの生徒たちの会社は、ひとつも残ってなかったんや。
その代わり残ったんはどんな会社か。
それは、「どう社会を変えるか」を熱をもって語った生徒たちの会社や。
マネタイズはわかりません、やけど、これで社会が変わるんです。
その理念は、どんな儲けシステムよりも強いんや。
結局、儲けだけでは、業績が下降してきたときに、耐えられへんわけやな。
おもろいな。



2.ええもん見つけたら、友達に教えてあげる

世の中にモノ自体はある。だとしたら、他より良いものや違う価値のものを提供しないと意味がない。

おいしいラーメン屋を見つけたら、友達に教えてあげるというのが僕らの感覚です

日経MJ  2016/2/14 P.3 
ビジネスはシナジーや。
自分ひとりで囲い込むもんやない。
ええもんがあったら、友達をよぶ。
こんなんあったで!
これが、ビジネスの本質や。
顧客にもっと喜んでもらう。
もっとええもんを紹介する。
顧客がほしいもんがなかったら、自分でつくってあげる
それが根本にあるんや。
そうやって、どんどん社会が発展していくんやで。



3.今は体験の時代

米のスポーツは今60兆円市場で、今後は100兆円には達するとも言われます。

今は工場でも輸出の時代でもない。体験の時代ですよ

日経MJ  2016/2/14 P.3 
スポーツは体験そのものや。
そしてそれは、ライフスタイルでもある
今の時代、顧客はモノを買ってるんやない。
その背景を含めた、ライフスタイルを買ってるんや。
コトを買ってるんやな。
やから、スポーツウェアやっても、そのブランドが持ってる「理念」が重要になるんや。
どんな「意味」を、自分が着たいんか、顧客は考えてるんやな。
そのブランドが持ってる使命。
どんなメッセージを発信してるんか。
どんな社会を目指してるんか。
そこまでマーケティングに含まれるっちゅうことや。




自分たちの理想を実現するためにやるだけ

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自分たちがこうなったらいいなというものを実現するために必要なことをやるだけです

日経MJ  2016/2/14 P.3 
やるべきことをやるだけ。
ビジネスは、シンプルなんや。
なにかをひねり出すっちゅうのも、もちろんある。
イデアをねるっちゅうんもある。
やけど、ずっとずっと先に進んで行ったら、「やるべきことをやるだけ」になるんや。
目の前に、問題は山積みになっとる。
それはどんな時代でも一緒や。
誰かが困ってる。
誰かが、何かをほしがってる。
それが見えてきたら、あとは、やるべきことをやるだけなんや。
できるかどうかはわからん。
儲かるかどうかもわからん。
やけど、そこには使命があるんや。
哲学や学問も、その使命を見つける方法かもしれん。
でも、商売っちゅうんも、達するところは同じなんやな。




きみのメッセージはなんや?

会社に入って、給料のために働いて、確かにそれも重要や。
当たり前のことではある。
やけど、一回、使命を考えてみいひんか?
誰の問題を解決したいんや?
誰のほしいものをつくるんや?
きみはなんでそこにいるんか。
どんな使命をもって、それを売ってるんか。

どんな商売にも「使命」がある。
メッセージがある。
原点に戻るんや。
考えてみてな。 

そんな「メッセージ」について詳しく書いてある本がある。
ここにおいとくで。



実は、「メッセージ」もマーケティング戦略のひとつやったんや。
メッセージも含めたマーケティングの体系が書いてある本や。
わかりやすい本やから、通勤電車でも読めるで。
朝礼前にマーケティング脳にしとくんやで?

正論をいう無職でした!
ほななー。