正論をいう無職

有職になった

そこまでするか!? ”炉端 百式”の5つの【ベネフィットマーケティング】

”炉端 百式”がすごいみたいや

wara
こにゃにゃちわ~
無職やで!
居酒屋いうたら、どんなん想像する?
たばこでケムケムした店内。
おっちゃんがようけおって、対象としゃべっとる。
あるいは、どっかのチェーン店。
たことあるような料理。
そんなんやろ?
”炉端 百式”はちゃうんねん。
そういった居酒屋の固定観念をくつがえすくらいの取り組みをしとる。
どんな戦略なんやろか?




瞬く間に名店の仲間入り!

29163705
2013年8月に出店。瞬く間にに知る人ぞ知る繁盛店になったのが、炉端料理を提供する居酒屋「炉端 百式(ひゃくしき)」だ。

日経MJ  2016/3/11 P.15 
開業して、すぐに繁盛店になった。
これは、難しいことやで。
今の時代、外食産業は、大変や。
ふつうのチェーン店もめちゃ苦戦しとる。
何をやったんやろか?




”炉端 百式”の5つの【ベネフィットマーケティング

senryaku

1.名物「ウニの和牛巻き」

地元の和牛ブランド「博多和牛」の肩肉に当たる部位「ザブトン」を使い、地元の魚市場の「長浜鮮魚市場」で直接仕入れたウニをたっぷり載せる。

そのビジュアルだけでお客の食欲を刺激する。

SNSの投稿が急増した。

日経MJ  2016/3/11 P.15 
見た目がすごい!
フォトジェニック!
これって、今の時代めちゃ重要なことや。
SNSで拡散するんが、販促としてかなり有効になってきたからやな。
まず、どかんと見せるんや。
和牛!生!ウニ!
めちゃわかりやすいやん。
これを写真に撮ってもらって、拡散してもらう。
販促と捉えれば、原価が少しあがってもええ。
広告費の分を、この商品に当てたらええんや。
そうやって、いっさい広告を打たへん企業もあるくらいやからな
看板商品っちゅうんは、販促的な意味付けをもっとるんや。



2.東京ではできないこと、福岡ではやっていないことをやる

同店の客単価は4300円で、一般的な居酒屋に比べてかなり高い。

それでも人が訪れる理由は「東京ではできないこと、福岡ではやっていないことをやる」(上山氏)からだ。

日経MJ  2016/3/11 P.15 
やるべきことが明確や。
地方の飲食店は、東京の飲食店とは戦略がちがう。
同じことやっててもあかんねや。
地方の食材は、安く仕入れられることが多い、素材にこだわることができるんやな。
ええもんを安くだす。
これは東京ではできへんことや。
ほんで、なおかつ同業がやってへんことをやる。
徹底的にこだわるんや。



3.グラスは名門ブランド「リーデル」を使っとる

グラス類は高級店で使われる名門ブランド「リーデル」を使用。

上山氏が自ら足を運んで全国から集めた器を使っている。

日経MJ  2016/3/11 P.15  
これ、すごいわ。
普通の居酒屋で、高級グラスなんか使われへん。
割れることも多いやろし。
やけど、顧客はわかるんや。
こういう細かいところの気遣いで、客単価があがっていくんやな。
これは、地方の同業はできへんことや。
それで独自性をだしとるんやな。
料理も、器も、グラスもこだわる。
そんな店、行ってみたいと思うやん?



4.的確にワインの特徴を説明してくれるスタッフ

ワインセラーには、ボトル1本3千円から5万円を超えるワインまで、一般的な居酒屋では見られない品ぞろえ。

しかも、それぞれの特徴を的確に説明できるスタッフを置いている。

日経MJ  2016/3/11 P.15  
居酒屋やで?
そこに1本5万円のワイン、ふつうないで。
しかも、その特徴を説明できるスタッフ。
このソフトの独自資源は重要や。
いくら外面がええかんじでも、スタッフが頼りなかったら一発アウトや。
ええワイン置いてあるのに、満足に説明できへんスタッフ。
店の評価は一気に下がるな。
ここはそうやないわけや。
これは、しっかりとした従業員教育があるからこそ、できることや。
人材を育てる仕組みがあるっちゅうことやな。



5.「そこまでするのか」という驚きを与える

お客に「そこまでするのか」という驚きを与えることができる。

日経MJ  2016/3/11 P.15  
この驚きが、SNS拡散に繋がるんや。
バルミューダの世界一高いトースターと同じや。
とびぬけたクオリティがあれば、「本物」になれる。
「本物」には、必ず顧客がついてくるんや
そこにしかないんやからな。
どうやったら、なれるんか。
それは、愚直な努力やで。
顧客の笑顔を目の前に想定して、ひたすらこだわり続けるんや。
そしたら、いつの間にか誰も追いつけへんところまで行ってるんやな。
「へええ!ありえへん!」っちゅう驚き。
これは、最高のベネフィットやで。




こだわりで「驚き」を提供する

photo_view
人気の秘密は料理へのこだわりにある。

日経MJ  2016/3/11 P.15  
この「驚き」がベネフィットなんや。
これを提供できる企業は、少ない。
難しいからや。
どうしても、どこかで失速してしまうことがある。
当たり前を当たり前にすることが、商売においては難しいことなんや。
やったら、どうしたらええんやろか?
それは、顧客の笑顔を想像することや。
今やってることが、誰を喜ばせるのか。
だれに「わあっ」って言ってもらいたいんか。
顧客志向やな
これを毎日徹底する。
ひたすら顧客のことを考えて、戦略を組むんや。




「驚き」を提供できてるか?

きみの商品で、顧客は驚いてるか?
感激しとるか?
ここまでしてくれるんや。
このベネフィットを提供できれば、必ず商品は売れる。
売り上げがついてくる。
顧客もついてくる。
たしかに難しい。
苦しい。
しんどい。
やけど、商売っちゅうんは、これが本質なんや。
顧客に喜んでもらう。
顧客の笑顔が終着駅や。
その一点にしぼって、取り組むんやで。

このベネフィットについて、詳しく書いてある本がある。
ここにおいとくで。



「顧客はドリルを買っとるんちゃう!穴を買っとるんや!」
っちゅう本や。
通勤電車でも読めるくらい、わかりやすい本や。
朝礼前にマーケティング脳にしとかなあかんで?
オススメや。

正論をいう無職でした!
ほななー。