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有職になった

「着るサプリ」!?2016年商品アイデアの出し方、3つの事例

イデア出すんに行き詰まってへんか?

supli
こにゃにゃちわ~
無職やで!
「明日までにアイデア100個考えてこい!」
そんな無茶な課題をだされたとする。
きみはこなせるか?
難しいな。
でも、これって、なんもイチからアイデアひねりだすんとちゃうねんで。
イデアには、つくりかたっちゅうんがあるんや。
今回はそれを事例といっしょに紹介するで。
2016年は、あるモンとくっつけるんが流行っとるみたいや。
ほな、いこか。




「機能性」市場がのびとる

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これまで似通った商品が多かった肌着に変化が生じつつある。・・・・・・
各社は一段上の機能に活路を見いだす。

日経MJ  2016/4/15 P.3 
2016年は「健康」の年や!
ローソンが「マチのほっとステーション」から「マチの健康ステーション」に変わったんも、その現れや。
世界的な流れとしても、この健康っちゅうんはめちゃ重要な課題なんや。
どんなもんにでもこのキーワードはつながってくる。
先進国では少子高齢化が問題や。
成熟社会にはつきものになってきとるこの問題に、健康っちゅうワードは連動しとる。
この健康ブームの流れは、これから先も長い流れになるで。




商品アイデアの出し方、3つの事例

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1.「着る化粧品」

今月、デサントが発売した「ウルウト バイ シセイスト」は衣料品でありながら、国内で初めて化粧品として登録されている。・・・・・・

「肌荒れを防ぐ」「皮膚に潤いを与える」といった化粧品ならではの表現が使えるようになった。

日経MJ  2016/4/15 P.3 
「健康」っちゅうワード。
ここから何が思いつくやろか?
健康になりたいっちゅうんは、美しくなりたいのと似てるな。
現に、美しくなりたい女性にはスーパーフードなんかが人気なわけや。
「健康コスメ」っちゅうジャンルもあるくらいやからな。
やったら、この「健康コスメ」、肌着と組み合わされへんか?
それでできたんが、この着る化粧品や。
「健康」から思いつくことを、今売っとる商品とくっつけるんや。
ありえへん、って他の人が拒絶するようなアイデアこそ、ええアイデアやっちゅうことは覚えといてな。



2.「着る温泉」

トリンプ・インターナショナル・ジャパンが昨年9月に発売した肌着「温泉インナー」は、温泉成分を配合した。・・・・・・
単なるイメージ戦略ではもはや、目の肥えた消費者には届かない。・・・・・・
生地には月岡温泉でとれた粘土鉱物「スメクタイト」を配合した。

日経MJ  2016/4/15 P.3  
「健康」になれる場所っちゅうたら温泉やろ。
昔から湯治っちゅうてたからな。
ほんならこの温泉、肌着とくっついたらどうやろ?
「あほか、そんなん。どうするねん」
こんな声が聞こえてきそうやな。
やけど、トリンプはそれを真顔でやったわけや。
そこがおもろい。
あほか、って思うことこそ、誰もやらんことや。
そういうことを真面目な顔でやるから、びっくりするような商品ができるんやで。
「温泉インナー」。
どや?きみは思いついたか?



3.「着るサプリメント

「PCスーツ」と銘打ち専用コーナーを展開する。
高密度の繊維が前身を包み、姿勢の補正や血行促進の効果がある。うたい文句は「着るサプリメント」。・・・・・・

日本航空と組み空港の社員向け生協で、パイロットや客室乗務員向けにスキンズを販売している。あるデスクワーク系の企業は、職場でのストレスを和らげるため、社員向けにまとめて購入した。

日経MJ  2016/4/15 P.3  
「健康」にはサプリメントが思いつくな。
サプリメントは飲むもんや。
そんなサプリメントと肌着やったらどうやろ?
もう、色々思いついたんちゃうか?
これにはコツがあるんやわ。
「◯◯のベネフィットと組み合わせる」。
これやで。
サプリメントのベネフィットってなんや?
そら、消化が良くなるとか、代謝がよくなるとかやろ。
体がイキイキするためにサプリメントを飲むんや。
ということは、体がイキイキしたら、べつにサプリメントやなくてええわけや。
そのベネフィットが欲しいんやからな。
この「体がイキイキ」、これやったら肌着とくっつかへんか?
そうや、デスクワークの人ががんばるためにサプリを飲むんと同じや。
それと同じように、機能性の肌着を着ればええんや。
ほんで売り方は「着るサプリメント」。
どうや?つながったやろ?




くっつかへんはずの◯◯と、「ベネフィット」でくっつけるんや!

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くっつけたい何かが提供してくれる「ベネフィット」をあばきだす。
それから、その出てきたモンと今ある商品をくっつけるんや。
これはおもろいで。
まずはベネフィットをあらいざらい出すことや。
やわらかい頭でな。
ほんでそのベネフィット、2016年は「健康」やで。
健康系のベネフィットとむすびつけて、商品をパワーアップするんやで。
イデアは出したもん勝ちや。
質より量やで。
毎日一個、なんかとくっつけてみ?




あほか!っちゅうアイデアのほうが刺さるんやで

ふつうに考えて、できそうやね、っちゅうのはおもろないアイデアや。
ありえへんアイデアのほうが価値がある。
そんなありえへんモンをたくさんだすんや。
それは絶対メモしとくんやで。
人間の脳なんて、すぐに忘れてしまうんやから。
にわとりを笑われへんで。
手元のメモでも、スマホでもなんでもええ。
数字をつけとくとなおよしやな。
そのアイデアがたまっていくのん見るのも、おもろいもんやで。
上司に「100個もって来い!」って言われてみ?
もう100個あります!って部下、めちゃ優秀やん。
ベネフィットと組み合わせることや。
もう大丈夫やろ。
え、あかん?
それでもアイデアに詰まったら、他にもたくさん方法ある。
参考になる本おいとくで。



この本には10以上のやり方が書いてある。
これだけあれば、アイデア100個も楽勝や。
片手間でも読めるくらい、わかりやすく書かれてるから、時間ないときでも安心やで。
ええアイデアひねりだしてや。

正論をいう無職でした!
ほななー。