はじめてでも飲みやすい!ミツカン『まろやかりんご酢』の5つのマーケティング戦略
「まろやかりんご酢」が売れてるんやて
こにゃにゃちわ~
無職やで!
酢が身体にええんは、テレビでもよう言うてるな。
身体がやわらかくなるて、昔は言われてたのん覚えてるわ。
きみもサワードリンク好きやろ?
みんな健康を意識してるんや
老後の不安もあるし、なんや言うても健康が一番大事やからな。
毎日なんかちょっとでも健康にええことするんやったら、飲みもんがええな。
飲むだけやからな。
やからスーパーなんか行った時にみんなこういう健康に配慮した商品を手に取るんやで。
快活な老後がキーワードや。
「まろやかりんご酢」の5つのマーケティング戦略
1.競合は同じ酢の商品ちゃうで
これはパッケージ見てみても、健康食品というよりかは、「なんか飲んでさっぱりしたいな」層向けや。このラベルやねんけど、他の商品のラベルに似とらんか?
ワイは、「三ツ矢梅」っちゅう限定商品のラベルに似とるなーと思ったんや。
これは、清涼飲料水を競合にとっとるからやな。
健康食品系はやぼったいもんが多いんや。
やから、もうちょっとライトで買いしてもらえるようなとこを目指したんやな。
これやったら、はじめて買うんもさっと決めれるわ。
2.「バーモント」はロングセラーやった
りんご酢のライト層向け商品として「バーモント」ちゅうのを売ってたんや。それが売上低迷してなくなってしもたんや。
そのあと、復活してほしいっちゅう意見が多く寄せられて、飲みやすいりんご酢の可能性があるんと踏んだんやな。
バーモントを作ってた実績があるからこそ、今回のまろやかりんご酢の開発ができたんや。
ロングセラー商品でたまったノウハウは、強力な独自資源やったんやな。
3.さっぱりしたいんやけど、健康にもなりたい
わがままな欲求や。でも、わがままな欲求ほど満たされると売れるんや。
ディズニーランドやってもほんまにたくさんの欲求を満たしてるやろ?
顧客のわがままにジャストフィットする商品が、ボカーンと売れるんやで。
それには、たくさんわがまま聞いたらなあかん。
そこからウルトラCがでるんやで。
4.好奇心の強い30~40代女性
この層も新しもん好きやな。ただこの層の特徴として、「健康・ヘルシー」っちゅうんがある。
若い層と比べて、よりこれに重きをおいてるんやな。
やから、なんか+健康・ヘルシー、が好まれるで。
リフレッシュするための清涼飲料水でも、やっぱり健康の側面はほしいわな。
ただし、気をつけるんは、この層はおしゃれな人が多い。
やから、いかにも健康食品っちゅうやぼったさは厳禁や。
かなりシビアな目で選別しとるわ。
5.まろやかで飲みやすいで!
メッセージは直球勝負といこか。最近はへんに奇をてらったラベルはなくなってきたわ。
わかりやすさ重視やな。
仕事やら家事やら、たいへんなこと多いんや。
やから、そんなラベルごときに頭つかいとうないんやな。
「まろやかで、飲みやすいですよ」
これが、メッセージやな。
当初計画の1.2倍やて!
かなり強気で販売計画を設定してたみたいやけど、売上はそれの1.2倍らしいわ。この商品の場所が、ポカンとあいてたんやな。
そこにストーンとこれが入ったもんやから、売れたんやろ。
これはほんま戦略のたまものやな。
ワイもりんご酢飲んでるで
最近暑なってきたからな。ワイもりんご酢を炭酸水でわって飲んどるで。
そこにはちみつ入れると、もう気分は夏やで!
ベランダでサングラスかけて、ビーチリゾートごっこや!
お隣さんには気をつけるんやで。
正論をいう無職でした!
ほななー。