豆腐の「使い方」革命や!相模屋食料の5つの「使い方」提案
『相模屋食料』って知っとるか?
こにゃにゃちわ~
無職やで!
夏は冷奴にネギかけて、きゅっと醤油で食べるんが一番や。
浴衣着とったらなおよしやな。
最近は海外でもヘルシーフードとして定着してきた豆腐。
この市場って、もうこれ以上でかくならんねやろか?
相模屋食料(前橋市)は豆腐関連市場で次々とヒット商品を生み出し、年間200億円を売り上げる。年間200億円っちゅうたら、「SMAP市場」と同じくらいや。
日経MJ 2016/4/25 P.2
豆腐だけでかなりおっきい。
この相模屋食料の秘密はなんなんやろか?
アイデア勝負だけちゃうねんで
商品の斬新な発送にまず目が行くが、創業65年の老舗豆腐メーカーとしてのブランドに加え、実は確固とした技術の裏付けもある。・・・・・・この相模屋食料、企画がおもろいだけやないんや。
マーケティングと技術開発と生産、造形としてのデザインまでバランスよく取り組んでいるのが相模屋の特徴だ。
日経MJ 2016/4/25 P.2
独自資源を最大限にいかしつつ、それの出口として、「使い方」の提案にしぼっとる。
ただの豆腐をその「使い方」におとしこむことで、より利用シチュエーションをイメージさせるんや。
それが市場をひろげとるんやな。
豆腐は鍋に入れるだけのもんとちゃう。
ほかになにができるんやろ?
相模屋食料の5つの「使い方」提案
1.豆腐業界に激震がはしった「ザクとうふ」
機動戦士ガンダムのキャラクターを模した「ザクとうふ」は自ら豆腐を買うことが少ない男性客を標的と定めた。これは衝撃やった・・・・・・。
日経MJ 2016/4/25 P.2
ちゃんとザクの形して、えだまめ味の緑色なんや。
しかも、量産されとる!
ワイはおどろいた。
まさかスーパーでたくさんのザクに会うことなんかないと思っとったからな。
このシャレのセンスは、学ばなあかんで。
ちなみに、ビグ・ザムとうふももちろん買ったで。
2.どんぴしゃなターゲティング「ナチュラルとうふ」
濃厚なクリーム感の「ナチュラルとうふ」」は20~30代前半の女性を主なターゲットにして東京ガールズコレクションで人気を呼んだ。販促もアグレッシブや。
日経MJ 2016/4/25 P.2
老舗の豆腐屋が、「ガールズコレクション」で販促しようと思うか?
いやいや、ほんまおもろいわ。
相模屋食料すごい。
ザクとうふを売ってた会社とは思えんパッケージの変わりようやで。
ワイはまたおどろいた。
3.朝食のあたらしい提案「とうふで、グラノーラ」
さらに今年3月、カルビーのフルーツグラノーラの小袋をセットにした朝食向けの「とうふで、グラノーラ。」を発売した。前に朝食ポテチを紹介したけど、この朝食市場っちゅうんは開拓の余地ありなんやわ。
日経MJ 2016/4/25 P.2
これこそ「使い方」提案の真骨頂やな。
カルビーとコラボすることによって、グラノーラの小袋をつけた。
最初の浸透には、こういうセットやとひろがりやすい。
グラノーラと豆腐。
どんなかんじなんやろか。
4.個食に対応「ひとり鍋」
個食としての非顧客をターゲットとした。直近でも「ひとり鍋」シリーズ時代のニーズをよんどるな。
日経MJ 2016/4/25 P.2
いまはなかなか家族でご飯っちゅうのも減ってきた。
仕事でつかれて帰ってきて、家でひとりで食うっちゅうシチュエーションも多い。
そんなときでも、レンジでチンできるんやったら、みんな買いやすいやろ?
自炊せなあかん、調理がめんどう、っちゅう豆腐の欠点を技術で解決したんや。
ほんで集中するんは「使い方」の提案。
ひとりでも、手間かけずに鍋たべれるで!
これに絞ったわけや。
5.おかずになる豆腐「おかずやっこ」
「おかずやっこ」シリーズで、個食を好む層に簡便で目新しい食のバリエーションを追加し、新しい顧客を生み出し続けている。豆腐をおかずにしてもうた。
日経MJ 2016/4/25 P.2
そう、豆腐はおかずにならんのが欠点やったんや。
「ごはんできたでー」
っておかんに呼ばれて階段おりていったら、白米と豆腐やった。
一面まっ白な世界や。
なんでやねん!っていうやろ?
それが、この「おかずやっこ」やと違うんや!
豆腐のなかに、すでに具が入っとるんやで。
すごい。
発明としか言いようがないやろ。
これも長年の豆腐づくりで培った技術のたまものやわな。
「使い方」提案へのあくなき欲求
マーケティングと技術とデザインをバランスよく三位一体化させることが重要なポイントである。こういうマーケティング戦略をやっとる老舗はすくないんやわ。
日経MJ 2016/4/25 P.2
あるていど売れとるところは特に。
相模屋食料はそこがすごい。
「使い方」提案っちゅうんはアイデアや。
おもろいアイデアをまずだして、そこから独自資源で肉付けしていく。
それは自由な社風がないと、できへんことやな。
相模屋食料で働いとる人は、おもろい人多いやろな。
まいにち一つ「使い方」考えてみいひんか?
今、きみが売ってる商品の「使い方」をもう一度考えてみる。一日ひとつだけ、あたらしい「使い方」を発見する。
豆腐やったら、化粧品として肌にぬってみるとか。
実現の可能性はどうでもええんや。
アイデアは量の勝負や。
どんだけ忙しくても、ひとつだけやったら考えられるやろ?
それを毎日ためておくんや。
これはのちのち効いてくるで。
社内「企画屋」の誕生や。
今日から「使い方」提案ノート、つくってみいへんか?
正論をいう無職でした!
ほななー。