正論をいう無職

有職になった

こたつ入りながら鑑賞する映画館!?ミニミニシアターが流行っとる5つの理由

カーペットの上で寝転んで見られる映画館

rambo

こにゃにゃちわ~
無職やで!
きみは映画好きやろか?
ワイは映画大好きやさかい、よう見てるで。
でも映画館はそんなに行ってへんねん。

最近増えてるんが、「ミニミニシアター」や。
これがおもろいんや。
カーペットでだらだらしながら見れたり、こたつに入って見れたりするとこやねんて!




今なんでそれが増えてるんや?

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「ミニ」シアターがつぶれとる

首都圏ではミニシアターがどんどんつぶれとるんや。
これは時代の流れやろな。
でももちろん、そんなミニシアターが好きやった人もようけおる。
そんな人らの受け皿として、「ミニミニ」シアターができてきたんやな。


町おこしになっとる

地方でもやりやすいんや。
そんな肩肘はった場所やないから、どっか空きスペース一角あったらできる。
しかも映画流すだけやから、店開けるんとは大違いやわ。
地域の人の楽しみにもなるんやから、やらんとソンやわな。



ミニミニシアターが流行っとる5つの理由

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これは、マーケティングでの密着型というやつや。
飲食店でいうと「座ったら、なんも言わんでも出てくるバー」と同じや。
映画館っちゅう、もともとは大勢を対象にしてた業態が、個人個人に発信しとるっちゅうことやな。

1.リラックスしながら、映画を見れる

寝転んだまま映画見るなんて、ふつう映画館ではできへんやろ。
でもミニミニシアターやとできるんや。
家でもできるやん、っちゅうたら確かにそやねんけどな。
でもやっぱ映画館って雰囲気あるやろ。
狭い廊下にポスターがあって、やけに静かなんや。
ほんで来てる人も自分と同じような映画が好きな人や。
その空気がええんやな。



2.映画にあわせた催しがある

インド映画見たあとに、インドカレーをふるまってくれる。
そんな映画館今まであったか?
こらもう、バーと同じやで。
スタッフの方も、常連さんがどんだけ楽しんでくれるか知恵をしぼっとるはずや。
同じ映画見た人らで、カレー食うっちゅうんは、考えただけで楽しそうやな。
人間、共通の体験をしてるっちゅうんは、なんか近こう感じるもんなんやわ。



3.手作り感にあふれとる

シネコンがどんどん洗練されていくのと同時に、「手作り感」っちゅうのに価値がでてきとるんやな。
ネットでB級のあほコンテンツが流行っとるんと同じやで。
作られた面白さやない、泥臭い面白さが欲しいんやわ。
これはコンテンツに対する二極化やろな。
パン買おうっちゅうときでも、「自家製酵母の高いパン」か「徹底的に安いヤマザキパン」っちゅうかんじやろ?
中途半端なんが一番あかんねや。



4.スタッフと距離が近い

友達づきあいに近いんやな。
みんなデジタルな時代やから、そういうのにあこがれるんや。
映画館の館長と友達なんて、なんや自慢できる気いするやろ。
ニュー・シネマ・パラダイスみたいやん。



5.ニッチな映画が見れる

映画は歴史が長いから、ニッチな作品が多いんや。
昔有名やった俳優さんのやつとかな。
ほんで、それ見に来る言うんは、ほんまに好きな人やろ。
これもバーで隣になった人と仲良くなるんに似てるな。
こういうとこで仲良くなった人っちゅうんは、自分にとって新鮮な経験をくれるからな。




映画館でしかできない体験っちゅうんが見直されとる

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映画なんかいまは家で見放題や。
やからこそ、映画館っちゅうのはなんなんか。
なんで、映画館に行くんか。
そういうベネフィットが見直されとる。
それのひとつの側面が、このミニミニシアターなんやろな。
たしかに、映画館っちゅうのは不思議なところやわ。
なんやわからんけど、ワクワクするんやな。




デートで行ったらおもろいで

昔、渋谷のミニシアターで、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの映画を見たんや。
いろんな映画館で映画見とるけど、だいたい忘れてしまう。
でも、そのミニシアターで見たんは、覚えとるんやな。
こういう小さな映画館で見た映画っちゅうんは、記憶に残るもんや。
きみも、彼女誘ってミニミニシアター行ってみいひんか?
やってる映画のチョイスは気いつけなあかんで。
行ってみて「ゾンビ特集」やったら目もあてられへんで。

正論をいう無職でした!
ほななー。